平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/07 00:00〜2007/07/08 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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3.西日本豪雨 愛媛で1人死亡 熊本 187人孤立、国道崩落,西日本新聞
RV=76.9 2007/07/07 17:07
キーワード:熊本,平年,福岡,孤立,松山,八代

活発な梅雨前線の影響で、九州北、中部は7日も未明から引き続き、広い範囲で大雨となった。熊本県阿蘇市では、崩落した国道に車2台が転落し計3人が軽傷。山都町などでは家屋2棟が全壊した。美里町では午前11時半現在、依然、4地区の約80世帯187人が孤立したまま。また、愛媛県松山市では、田んぼを見に行くと6日朝に家を出たまま行方不明になっていた男性(76)が、7日朝、川で遺体で見つかるなど、雨の被害が広がっている。  熊本県警によると、阿蘇市一の宮町で7日午前4時半ごろ、国道265号が幅約20メートルにわたって崩れ、通り掛かった乗用車とトラックが転落した。乗っていた男性計3人は脱出し、軽いけが。同県では、川の増水などで27棟が床上浸水、298棟が床下浸水。午前10時現在、熊本市など6市町村で計3399世帯、1万118人に避難勧告を出した。  増水で橋や道路が壊れるなどして住民が孤立した美里町では、7日明け方から陸上自衛隊などにより、住民の救出活動が再開された。また八代市でも二地域で計46人が一時、孤立した。  福岡管区気象台によると、八代市平山新町では午前9時までの一時間に同地点で観測史上最高の68ミリの雨を記録。午前9時現在で7月の総雨量が俵山(熊本県)758・5ミリ、阿蘇山691ミリに上るなど、九州各地で7月の月間総雨量(平年値)を既に上回る状態となっている。福岡県内でも、朝倉市で午前4時までの一時間に20・5ミリなどの雨が降った。  前線は7日夕にかけてゆっくりと南下。福岡県では同日の大雨の恐れはなくなったが、九州南部と熊本県では引き続き同日夕方まで、多い所で一時間に60ミリの雨の恐れがある。 =2007/07/07付西日本新聞夕刊=


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