平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/10 00:00〜2007/07/11 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

1.豪雨:避難4日目…住民、疲労濃く 復旧・帰宅めど立たず−−美里町 /熊本 ,毎日新聞
RV=50.4 2007/07/10 15:01
キーワード:孤立,生活,砥用,八代,美里,藤

大雨の影響で一時80世帯が孤立した美里町では、9日も断続的に激しい雨が降った。約120人が避難生活を続ける町立砥用中体育館には潮谷義子知事も訪れ、救援物資や真新しい畳が差し入れられた。近くの温泉施設は無料で被災者を受け入れるなどしているが、帰宅できるめどは立たず、住民に疲労の色がにじんでいる。  早楠地区で料理店「やまめ茶屋」を経営する赤星達雪さん(57)は「広くて落ち着いて寝られない」と疲れ顔。店は流された橋から上流約1キロ。いけすのニジマス約300キロが逃げ出し、ヤマメの稚魚1000匹も全滅した。毎日徒歩で店に戻り、残った魚の世話をしているが、危険も多く「川岸に木がやりのように飛んできた。川の真ん中には30本くらいの倒木があった。いつ鉄砲水になるか」と表情をこわばらせた。  町によると、断水している地区ではタンクや配管が破壊され、復旧には少なくとも1カ月程度かかる見通し。全半壊や床上浸水の被害を受けた計25世帯を対象に仮設住宅の建設も検討している。  長嶺興也町長は、早楠地区は道路の復旧、柏川地区は停電の解消を待って順次安全確認後に避難勧告を解除したいと話している。【門田陽介】  ◇名物「駅弁」差し入れ 八代のアユ問屋が120食  八代市のアユ問屋、頼藤商店は9日、避難が続く美里町の住民に弁当「鮎屋三代」120食を差し入れた。ニュースで住民らの苦労を知り、前日に差し入れを決めたという。頼藤浩社長(45)が午後、避難所の砥用中体育館に届けた。  「鮎屋三代」は、八代名物の駅弁としても知られている。頼藤さんは「八代でも自主避難した人がいて、人ごととは思えなかった。少しでも避難所生活の苦労が和らげば」と話していた。【西貴晴】 7月10日朝刊


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp