平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/14 00:00〜2007/07/15 00:00

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3.<台風4号>列島縦断するように北東へ 最強勢力保つ ,毎日新聞
RV=140.3 2007/07/14 20:32
キーワード:風速,沖縄,欠航,暴風,強風

大型で非常に強い台風4号は14日午後2時ごろ、鹿児島県の大隅半島に上陸、時速35キロで北東に進んでいる。上陸時の中心気圧は945ヘクトパスカルで、7月としては1951年からの観測史上、最強の勢力。台風は15日午後3時ごろ東日本に接近し、関東地方には15日夕方から深夜にかけて最も近づく見通しとなった。暴風雨の恐れがあり、気象庁は警戒を呼びかけている。  同庁によると、14日午後7時現在の中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。24時間の雨量はこれまで、宮崎県美郷町で418ミリ、徳島県那賀町で359ミリを観測した。  この台風で、鹿児島市の増水した川に小学6年の男児(11)が流され死亡。また、鹿児島県肝付町で側溝に落ちた男性(76)が行方不明となっている。沖縄県で32人、宮崎県で8人、鹿児島県で5人、福岡県と大分県で各4人、熊本県で2人、佐賀、和歌山、広島、愛媛の各県で1人の計59人が負傷した。  15日午後6時までに予想される24時間雨量は、▽神奈川県で350ミリ▽関東北部300ミリ▽関東南部と伊豆諸島で250ミリ。このほか▽東海450ミリ▽四国太平洋側と近畿南部400ミリ▽近畿中部300ミリ▽四国瀬戸内海側と東北南部太平洋側250ミリ――となっている。  4号は大型で暴風域が広いまま日本列島を縦断するように進む見通しで、気象庁は「予想進路がわずかにずれても、日本全体が強風域に覆われる」と警戒を強める。関東地方は、台風の接近に伴って梅雨前線が活発化し、広い範囲で大雨になる見通し。また、台風が本州東の海上に抜けても、その進路を発達した高気圧が阻むため速度が上がらず、関東地方海上への影響は残るという。  鹿児島県では14日午後6時現在で約1万4000世帯、宮崎県で5500世帯、熊本県で100世帯が停電している。鹿児島、宮崎、熊本、大分県では1万687世帯2万787人に避難勧告が出ている。  交通機関も大幅に乱れ、14日は日本航空グループの266便を含む、九州・中国地方発着の計約650便が欠航した。15日も航空会社が次々欠航便を決めており、陸路も運休が相次ぎそうだ。【鈴木梢】


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