4.07参院選:風雨の中に、精力的に 各候補、遊説予定変更も−−選挙サンデー /茨城
,毎日新聞
RV=244.0 2007/07/16 12:01
キーワード:演説,陣営,選挙,候補,街頭,中止,遊説
15日は参院選の公示後初の日曜日。有権者にアピールする絶好のチャンスのはずが、台風4号の接近で街頭演説を中止したり、遊説先を変更するなど、対応に追われる陣営が相次いだ。それでも激しい風雨の中、新人6候補は県内各地を精力的に遊説して回った。【若井耕司、栗本優】
民主党の藤田幸久候補は、首都圏からの新住民や茨城都民が多い守谷市や竜ケ崎市など県南地区を重点的に遊説。ショッピングセンターや駅前などで予定通り、街頭演説をこなした。
無所属の石津政雄候補は筑西市など、知名度不足で「重点地区」と位置づける県西地区を駆け回った。「街頭に人が少なく台風は痛い」(陣営)が、あと2回県西地区に入り、票の底上げを狙う。
一方、共産党の田谷武夫候補は、午前中に東海村のスーパーや駅前で街頭演説に立ったが、午後からの水戸市内の遊説では街頭演説を中止。選挙カーに乗って、増税・年金問題を訴えて回った。
国民新党の工藤敏隆候補は午前中に水戸市内の集会に出席。午後からは鹿嶋市と竜ケ崎市でそれぞれ支持を訴えたが、予定されていた亀井静香代表代行の応援は台風の影響で中止された。
自民党の長谷川大紋候補は牛久市、竜ケ崎市と街頭に立ち支援を呼びかけたが、夕方に予定していた取手市での街頭演説は「集まってもらった方にけががあってはいけない」と中止された。
政治団体「共生新党」の武藤博光候補は、県北の山間部で農家の声に耳を傾ける予定だったが取りやめ、水戸やつくば市内でのミニ集会に変更。「地域住民のために働く」との思いを訴えた。
7月16日朝刊
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