1.【参院選】8陣営追い込み 自転車、対話、歌…後半戦へ,産経新聞
RV=235.6 2007/07/21 07:50
キーワード:演説,街頭,候補,陣営,選挙,遊説,新人,訴える,年金,支持
参院選は20日、17日間の選挙戦の折り返し点を迎え、千葉選挙区(改選数3=1増)に立候補した8新人も29日の投票日に向け、追い込み態勢に入った。各陣営は有権者に何をどう訴えてきたのか。前半戦の戦いを追った。(届け出順)
■本間進氏(無所属)
東葛から南房総まで自転車での遊説を続け、走行距離は80キロに及ぶ。「政党に縛られない無所属議員が必要」と参院改革も訴える。21日には千葉市などで「国民の応援団」をテーマにイベントを実施する。
■石井準一氏(自民)
台風被害に遭ったいすみ市などで自然災害に触れ「責任政党の自民党でなければ危機管理体制は組めない」と訴えた。「政治にかける思い」が中心の演説から、政策を前面に出す内容に戦略を微調整している。
■白須賀貴樹氏(自民)
年金問題を演説の最初に取り上げ、長い演説では「9条改正」まで踏み込む。推薦を受けた公明党の比例候補を演説で取り上げることも。浮動票獲得を目指し、後半戦は約300カ所の街頭演説を予定する。
■浅野史子氏(共産)
暮らし、憲法が訴えの2本柱。本人と街宣車を合わせて県内を1巡し、浅野氏本人が「満遍なく支持を訴えられた」と手応えも感じている。駅頭では「対話形式」を取り入れ、党支持層以外への浸透を図る。
■岩渕美智子氏(国民新)
都市部を集中的に回り、支持を訴えた。綿貫民輔代表ら幹部も相次ぎ来援。後半戦も「都市部での街頭演説が活動の中心」(陣営)で、年金問題など生活に密着したテーマを主張し、浮動票の獲得をもくろむ。
■青木和美氏(社民)
千葉市と東葛地域を中心に1日約10カ所で街頭演説。憲法を生活に生かすことをテーマにした歌を随所に織り交ぜ、「歌の評判が良く問い合わせも多い」(陣営)。後半戦は出身の南房総市などでも遊説する。
■長浜博行氏(民主)
地元の柏市を中心に浮動票の多い都市部での街宣に力を入れる。党幹部や衆院議員が相次いで来援、県連の女性議員による演説会も開催した。後半戦も年金問題に絡め、政権交代の必要性を強く訴える。
■加賀谷健氏(民主)
労組出身、元県議の経歴に触れ、「暮らし」「千葉県」をテーマに支持を呼びかけた。個人演説会も行い、労組票の引き締めも図る。21日は総武線、22日は常磐線の主要駅前に次々と立つ「リレー形式」で訴える。
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