平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/27 00:00〜2007/07/28 00:00

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2.台風4号:国交省、被災現場を緊急調査 被害の垂水市と南大隅町 /鹿児島 ,毎日新聞
RV=43.7 2007/07/27 15:01
キーワード:土石流,郵便,被災,示す,市長

 国交省は26日、大隅半島に上陸した台風4号で被災した垂水市と南大隅町の計4カ所を緊急調査した。土砂崩れや土石流災害の復旧工法の技術的指導が目的。同省河川局の遠藤友志郎・災害査定官が現地入りした。  郵便局や民家など計5棟が全壊した垂水市二川の現場では、県の担当者が「水をよく通す表面のボラ層(火山灰層)がバランスを保てなくなり、崩壊したと思われる」と説明。遠藤査定官と復旧工法について意見交換し、調査データを基に復旧工事に着手することを確認した。  県によると、現場は93年の集中豪雨(8・6水害)で崩れた部分が範囲を拡大して崩落。規模は高さ140メートル、最大幅60メートルに達し、崩壊土砂は6000立方メートルに及んだという。  説明を受けた遠藤査定官は「これだけの規模の法面(のりめん)崩落は数が少ない。地形や風化の状況、地質などを調べて早期復旧のための工法の方向性を示したい」と話した。調査に立ち会った水迫順一市長は「土砂崩落の危険個所180を抱え、高齢者ら災害弱者が多い本市では、国や県には、予防的対策を特にお願いしたい」と要望した。  この後、遠藤査定官は大規模な土石流が発生した南大隅町の現場3カ所も調査した。【新開良一】 7月27日朝刊


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