3.国の災害調査団視察 垂水市、南大隅町台風4号被害 早期復旧へ助言
,西日本新聞
RV=25.0 2007/07/27 10:09
キーワード:郵便,被災,市長
国土交通省の災害緊急調査団が26日、鹿児島県の要請を受けて、台風4号による土砂災害があった垂水市と南大隅町を視察。被災地の応急措置や復旧工法などを技術指導した。
一行は初めに、土砂崩れで郵便局など計5棟が全壊した垂水市二川を訪問。県職員から災害発生時の状況や今後の復旧方針などの説明を受け、早期復旧に向けたアドバイスなどをした。
県によると、現場は高さ約140メートル、幅約60メートルにわたって崩れ、土砂の量は約6000立方メートル。視察した同省の遠藤友志郎・災害査定官は「これほどの崩落はあまり見たことがない」と述べた。
一方、水迫順一市長は「災害弱者が多い地域なので、これを教訓に対策を講じたい」と話した。
調査団はその後、国道269号が寸断された南大隅町の登尾地区や浮津地区などを視察した。
=2007/07/27付西日本新聞朝刊=
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