平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/08/14 00:00〜2007/08/15 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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1.那覇の避難勧告解除 知事が現場を視察 ,琉球新報
RV=100.1 2007/08/14 09:39
キーワード:マンション,長田,知事,擁,壁,安里

沖縄本島地方を襲った大雨により、那覇市長田のマンション建築現場の擁壁に地割れが発生し、近隣するマンションの住民などが避難していた件で、那覇市災害対策本部は13日午後2時30分、104世帯に出されていた避難指示と11世帯に出されていた避難勧告を解除した。  被害状況を確認するため、仲井真弘多知事は同日午後、安里川のはんらん現場である那覇市牧志の蔡温橋周辺や地割れが起きた同マンション建設現場を視察した。那覇市民会館の避難所も訪れ、避難住民を見舞った。  安里川のはんらんに関して、県の道路改修工事が原因だったのではないかとの指摘が住民から出ていることについて、仲井真知事は「何が原因かはこれから技術的に詰める必要がある」と述べ、改修工事と川のはんらんとの因果関係の調査を始めていることを明らかにした。今後は県土木建築部の河川課や南部土木事務所が所有する水量や川幅、工事現場に設置している鉄柱などの資料に基づき、県が調査を進める。  一方、2次被害が懸念されるなか、沖縄市高原で斜面が崩れ、工場に土砂が流れ込むなど13日午後も新たな被害があった。南城市知念字久手堅で地面が崩れた影響で親類宅などに避難した6世帯24人は13日、家に帰れないまま、不安な夜を過ごしている。  沖縄気象台予報課によると、沖縄本島地方は、14日未明から断続的に雨が降る見込みだが、同日午前零時現在、大雨に関する注意報や警報は出ていない。  同市災害対策本部によると、同市長田のマンション工事現場の擁壁は11日午後9時に地盤に5ミリの動きが観測されて以降は変化がなく、その後は雨による影響も見られなかったという。また、擁壁の地割れ拡大を防止するため、補強工事を実施。マンションや周辺の建物に影響はなく安全であると判断し、避難指示・勧告を解除した。  市は今後、センサーを利用して24時間態勢で工事現場の地盤の動きを監視するなど警戒を続けていく。


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