1.集中豪雨 支援要請決議を可決/那覇市議会、知事などへ
,沖縄タイムス
RV=42.3 2007/08/22 18:00
キーワード:マンション,出荷
那覇市議会(安慶田光男議長)は二十一日、臨時会を開き、集中豪雨の対策と被災者の支援を求める意見書と要請決議を全会一致で可決した。
意見書と要請決議はそれぞれ今月十日から十一日の豪雨で市内マンションの地割れや住宅、店舗が浸水被害などを受けたとし、(1)被災者の実態把握と支援策の実施(2)原因究明と再発防止策の実施―を求めている。
意見書のあて先は県知事、要請決議は那覇市長。安慶田議長、崎山嗣幸副議長ら要請団は二十二日、県知事と那覇市長を訪ね、要請する。
糸満市議会はあすにも提案
【糸満】今月十一日の集中豪雨で糸満市内の土地改良区の農作物が被害を受けた問題で、糸満市議会の議会運営委員会(徳元敏之委員長)は二十一日、水害の原因究明と抜本的な対策、被災農家への補償などを求める意見書を二十三日の臨時議会に提案することを決めた。
意見書のあて先は農林水産相、県知事などを予定している。集中豪雨の影響で、糸満市の土地改良区の一部で冠水し、出荷前の野菜や花き類などに壊滅的な被害が出た。
意見書は「被害の多くが土地改良区域に集中していることから、土地改良事業の排水のあり方等、緊急に検証・抜本的な対策が求められている」と指摘、被災農家への補償や救済措置を要請している。
臨時議会の会期は二日間。二十三日に設置する被害調査特別委員会の現場調査などを経て、二十四日に採決が行われる。
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