平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/08/29 00:00〜2007/08/30 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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3.排水の能力更新や遮断機新設も 向日、JRの前田地下道雨水対策 ,京都新聞
RV=24.5 2007/08/29 20:09
キーワード:京都,事業

 本格的な台風シーズンを控え、京都府乙訓土木事務所はこのほど、向日市森本町のJR東海道線の下を通る前田地下道の雨水の排水ポンプ更新と冠水の際に通行止めを行う遮断機新設などの工事を終えた。  同事務所によると、JRの踏切での渋滞解消を目的に、事務所管内では1962−77年度にかけて、府道5カ所に地下道を設置。歩行者専用を除く4カ所には雨水排水用のポンプを設置しているが、集中豪雨などの際には処理しきれずに冠水して通行止めとなることもあった。  地下道のうち、通過車両と歩行者らの多い前田地下道と、環状線の南小路地下道(同市上植野町)については、東西2カ所のコンビニ店主に冠水状況を連絡してもらう府内でも珍しいモニターを委嘱して緊急対応の態勢も整えている。  今回の工事は全体の能力アップが目的。排水ポンプ2台を約1・5倍の能力に更新し、東西2カ所の冠水情報表示板も冠水5センチ以下が黄色回転灯とオレンジ色で「通行注意」、同15センチ以上が赤色回転灯と赤色で「通行止」と色分けして表示できるようにした。  また、これまで通行止めはモニターからの連絡や遠隔で事務所に表示される冠水データを基に、職員が出向いてバリケードなどを設置していたが、東西の入り口に遮断機を新設して簡単な手動操作で迅速に規制が行えるようにした。総事業費は約1200万円。  同事務所は「今回の更新した設備の利用状況を勘案して今後、他の地下道にも導入するかを検討したい」としている。


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