平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/09/21 00:00〜2007/09/22 00:00

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2.台風12号被害 復旧「素早く対応」/仲井真知事が八重山視察 ,沖縄タイムス
RV=102.4 2007/09/21 12:00
キーワード:安里,石垣,久米島,林道,八重山

【八重山】仲井真弘多知事は二十日、台風12号の被害状況調査のため八重山入りし、土砂崩れで通行止めとなっている石垣市の野底林道や、電柱三十七本が倒壊した西表島の高那地区などを視察した。  視察後、「被害に遭われた方々にお見舞い申し上げる。素早く対応できるよう(担当部署と)相談したい」と述べ、復旧作業に県が積極的にかかわる考えを示した。  石垣市野底と伊野田を結ぶ野底林道が、がけ崩れで封鎖されている状況を視察した仲井真知事は「台風が予想以上に被害をもたらすことを実感した。なるべく早く手当てできるようにしたい」と語った。  仲井真知事は、同日昼前に護得久友子農林水産部長らと石垣島入りした。視察には兼島規八重山支庁長や大浜長照石垣市長、大盛武竹富町長らが同行、西表島では東部地区にあるサトウキビ畑の被害地も回った。同日夕に沖縄本島に戻った。 久米島被災者に生活再建支援法 県が適用発表  県は二十日、台風11号の被害を受けた久米島町に被災者生活再建支援法を適用すると発表した。被害の程度などに応じ、最大三百万円の支援金が被災世帯に支給される。  同町は十四、十五日に通過した台風11号の暴風で十四世帯が全壊、二十二世帯が半壊し、同法の対象となった。県内ではこれまで、二〇〇六年度に長雨土砂災害で那覇市が、台風13号災害で石垣市と竹富町が同制度の適用を受けている。 損壊住宅など県議会が視察  県議会総務企画委員会(安里進委員長)のメンバーらは二十日午後、台風11号で被害を受けた久米島町を訪れ、サトウキビ畑や損壊した住宅、畜舎などの災害現場を視察した。  安里委員長らは、同町の仲里庁舎で平良朝幸町長から被害の概要説明を受けた後、町内を回った。  安里委員長は「農作物や住宅など、想像以上にひどい被害状況だった。視察結果を踏まえ、復旧支援に向けた迅速な対応を県に働き掛けたい」と語った。 民主・そうぞう県に支援を要請  民主党県連の赤嶺昇県議と、政党「そうぞう」の當間盛夫県議らは二十日、首里勇治土木建築部長を訪ね、台風11号と12号の被災者への支援を申し入れた。  赤嶺県議は「被災者生活再建支援法などは台風による被害が想定されておらず、制度が生かされていない。国に改正を働き掛けてほしい」と要請。當間県議は「道路植栽の倒木で緊急車両が通れないことがある。市町村と連携して迅速な対応をしてほしい」と求めた。


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