平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/09/23 00:00〜2007/09/24 00:00

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2.台風9号で土木施設被害64億円 群馬 ,産経新聞
RV=90.1 2007/09/23 07:50
キーワード:南牧,富岡,林道,下仁田,藤岡

 県は、18日現在の台風9号による県内の公共土木施設の被害が、計554カ所で64億1000万円に上ると発表した。過去30年間の自然災害による被害額では、7番目に大きく、特に富岡市や南牧村ではかつてない大災害となった。西毛地域を中心にスギ林など林業被害も深刻で、データが残る昭和56年以降、2番目の被害規模となった。  県河川課によると、道路や橋など公共土木施設の被害状況は、西毛地域を中心に16市町村にわたった。市町村別では、富岡市が計62カ所11億600万円、南牧村が計125カ所9億8700万円、下仁田町が計61カ所7億1700万円となった。過去30年間の自然災害では、昭和57年の台風10号による被害が総額244億8000万円と最高で、今回の台風9号による被害は7番目の大きさになるという。  県森林保全課によると、林道や林地の被害は計433カ所55億8400万円に上り、藤岡市(13億5100万円)と甘楽町(11億5500万円)では10億円を超えた。データが残る昭和56年以降では、57年の台風10号の土砂崩れなどによる被害総額約117億円に次ぐ、2番目の被害となった。                    ◇  台風9号による大雨の影響で土砂が線路内に流入し不通になっている上信電鉄南蛇井−下仁田駅間は、10月中に運行が再開される見通しとなった。運行再開までは引き続き、同区間をバスで代行輸送する。  同電鉄によると、土砂が流入した現場は、下仁田町白山の千平−下仁田駅間。急峻な地形のため、以前から土砂崩れなどが起きていた。平成10年10月の落石事故では、約4カ月間にわたって不通になった。同電鉄は現在、現場付近に雨量計を設置する方向で検討している。


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