2.ＪＡ沖縄、台風被害地域を支援 来月から相談受け付け
,琉球新報
ＲＶ＝71.2 2007/09/27 09:51
キーワード：久米島,八重山,石垣島,西表島
ＪＡ沖縄グループは２６日、１４日から１５日に沖縄本島地方などを通過した台風１１号と１７日から１８日に八重山地方などを通過した台風１２号の被害を受けた地域を対象とした支援策を発表した。各地域で被害を受けた作物への支援や、災害復旧のための資金援助などを実施する。
ＪＡグループ内で１千万円程度の資金を造成し、久米島、西表島、小浜島、波照間島のサトウキビの肥料、久米島の畜産は飼料、久米島の花きは種苗をそれぞれ割引価格で購入できる措置を取る。石垣島、西表島、小浜島、波照間島の水稲には、石垣島の施設使用料を割り引く。
資金面の援助として、復旧支援資金に３００万円を限度とする年２％の優遇金利を適用した融資や、既にＪＡから借入金のある組合員にも、返済額等の変更などの相談を受け付ける。
ＪＡグループ災害復旧対策本部の大城惟宏本部長（ＪＡ沖縄中央会会長）は「特にサトウキビは台風が来るまでは順調と聞いていたが、現地を視察して大きな被害を受けていることが分かった。ＪＡグループ一体となって支援したい」と話した。
被害相談は支援対象地域の各ＪＡ支店とＪＡ八重山地区営農センターで１０月１日から受け付ける。
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