平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/10/11 00:00〜2007/10/12 00:00

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2.県議会:琵琶湖水系対策特別委 首長の意見「最も重い」−−国交省河川部長 /滋賀 ,毎日新聞
RV=46.1 2007/10/11 16:02
キーワード:水系,意見,淀川,流域

 ◇計画原案説明で認識  県議会の琵琶湖淀川水系問題対策特別委員会が10日行われ、国交省近畿地方整備局の谷本光司・河川部長と井上智夫・河川調査官が参考人として出席。8月に同整備局が公表した淀川水系河川整備計画原案について説明した。今年度末をめどに計画を策定するため、国は自治体の首長や地元住民、学識者の意見を聞くことになっているが、谷本部長は首長の意見が「最も重い」との認識を示した。  同局は05年7月、大戸川ダム(大津市)を「凍結」、丹生ダム(余呉町)を「縮小」などとする「淀川水系5ダムについての方針」を発表。しかし、同案では大戸川ダムは一転、平常時は水を貯めず、大雨時に貯水する治水専用の「穴あき」ダムとして建設推進する方針が示された。丹生ダムは貯水型か「穴あき」かのダム型式を今後2、3年検討するとされた。  この日、谷本部長らは、淀川水系の中上流部で河川改修の見通しができた▽中上流部の改修により、流量が増える下流部の洪水リスクを減らすため、さらに上流部での洪水調節機能が必要――などと大戸川ダムを復活させた理由を改めて説明。  また、同局の専門家会議「淀川水系流域委員会」の意見が計画策定にどの程度反映されるかとの質問に対して、同部長は「意見を聞くのは自治体の長、地元住民、学識者の三つだが、市町村長が最も重たいと考えている」と答弁。これまで「ダムは原則として建設しない」と提言してきた同委へのけん制とも取れる発言をした。【服部正法】 10月11日朝刊


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