平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/10/11 00:00〜2007/10/12 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

3.国緊急砂防事業に山形2地区 9月の台風9号土石流災害で ,山形新聞
RV=24.6 2007/10/11 09:51
キーワード:砂防,流域

 台風9号に伴う大雨の影響で、山形市蔵王温泉と山寺地区で先月7日に発生した土石流災害が、国の災害関連緊急砂防事業の採択を受けた。総事業費は4億5700万円で、国が3分の2、県が3分の1を負担。事業実施主体は県で、砂防えん堤整備に向け、今後、現地の調査設計を進め、工事に着手する。  蔵王温泉で土石流の被害を受けたのは、三度川の上流域約600メートル区間。現在も不安定な土砂約600立方メートルが堆積(たいせき)し、下流には民家や宿泊施設など計24戸、県道山形永野線などがある。一方、山寺地区は、芦沢川の山寺小中から上流約1キロの地点からさらに約1キロ区間が被災し、現在も9000立方メートル以上の不安定な土砂が堆積し、倒木もみられる。  いずれも今後の豪雨による土石流発生が懸念されることから、被災地域の早期復旧と2次災害防止に緊急に対応するため、県は先月26日に災害関連緊急砂防事業を申請していた。今回の採択を受け、各渓流に砂防えん堤を2基ずつ整備する。事業費は三度川が1億2600万円、芦沢川が3億3100万円。


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp