2.宮垣外遺跡で文化財保護法違反の疑い (産経新聞),産経新聞
RV=46.0 2007/10/20 07:50
キーワード:遺跡,文化財,意見
長野県辰野町にある宮垣外(みやがいと)遺跡(平安−室町時代)で、県教委への届け出をしないまま同町が遺跡区域内の土を採取していたことが19日、分かった。県教委は文化財保護法違反の疑いがあるとして、近く調査を行う。 宮垣外遺跡は土師器(はじき)や陶器が出土した場所。町によると、この遺跡のうち、町土地開発公社が所有する区域から、昨夏の豪雨災害で被害を受けた水田の耕土用として約500立方メートルの土を今年9月下旬に採取した。文化財保護法では違反に罰則はないが、遺跡で工事をする際、県教委に事前に通知し意見を求める義務がある。町は「耕土を採るだけで、埋まっている遺跡には影響はないと考えた」という。辰野町は今年1月、別の遺跡でも手続きをとらずに町道の拡幅工事をしたとして、県教委から指導を受けていた。
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