首都圏の大規模水害対策を検討している政府の中央防災会議専門調査会は23日、埼玉県と東京都を流れる荒川が大雨ではんらんした場合の浸水想定をまとめた。荒川下流で堤防が決壊すると、東京・丸の内や銀座などの都心部にも浸水が及び、洪水規模が最も大きいケースでは最大210万人が床上浸水などの被害を受けると予想している。