平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/03 00:00〜2007/11/04 00:00

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2.海女:減少、今季1081人 高齢化深刻に−−鳥羽志摩地方 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=59.6 2007/11/03 13:02
キーワード:漁協,前回,海女,戦後,減少,減る,11月

 鳥羽市の海の博物館は、鳥羽志摩地方で今シーズンに漁をした海女(女性)と海士(かいし)(男性)の人数調査結果をまとめ発表した。この地方は全国で最も多くの海女が漁に従事しているとされるが、前回調査(04年)に比べ84人減って1081人となった。調査した海の博物館の平賀大蔵学芸員は「海女の高齢化が進み、減少する一方だ」と話している。 調査は数年ごとに行っており、海女漁のシーズンが終了した9月末、鳥羽志摩地方の29地区の漁協や漁協支所の協力を得、アンケート用紙を回収した。 それによると、海女の人数は鳥羽市で601人、志摩市で480人の計1081人だった。海女が最も多かったのは鳥羽市の相差地区の140人、次いで和具浦と石鏡地区の人、答志地区の76人、志摩市の和具地区の71人。減少傾向のなかで鳥羽市の石鏡や菅島、志摩市の船越、浜島地区などでは増えた。 海女の総数は、戦後間もなくの1949年の調査と比べると5028人も減少。現役の海女として今も活躍する最高齢者は、鳥羽市浦村地区の82歳。若かったのは志摩市片田地区の18歳だった。 一方、海士は298人で前回調査に比べ8人減少した。しかし99年調査からは109人増えた。 調査結果について平賀学芸員は「前回は台風で漁に出る機会が少なかったのに対し、今回は操業日数が増えたにもかかわらず漁に出た人数が減っており、深刻だ」と話している。【林一茂】〔伊賀版〕11月3日朝刊


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