平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/06 00:00〜2007/11/07 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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2.青谷川源流の埋め立て不許可を 城陽・市辺自治会が要望書(京都新聞),京都新聞
RV=37.1 2007/11/06 19:29
キーワード:条例,砂防,連携

 京都府城陽市東部の市辺・金山地区の青谷川源流に、大阪府の業者による大規模な埋め立て事業が計画されていることがわかり、市辺自治会(井上征洋会長)は6日、府と同市に対して許可しないよう求める要望書を提出した。 市辺地区は青谷川下流に位置し、約600世帯が暮らす。自治会によると、事業はダンプカー3万5000台分にあたる22万立法メートルの土で青谷川源流の谷を埋め立てる計画。6月にコンサルタント会社を通して「公共残土を搬入したい」と住民に説明があったという。 計画地近辺には、1970年代後半に山砂利の違法採取が繰り返されたとみられる私有地があり、ドラム缶やコンクリート片などの廃棄物が放置され、問題になっている。 自治会は、計画地が青谷川源流の谷であることから、▽搬入土が汚染されていれば、井戸水に影響が出て青谷地区の産業に打撃を受ける▽青谷川は天井川で、大雨による洪水被害が心配される▽生物資源をはぐくむ環境破壊につながるなどとして、近隣6自治会と4農家組合の賛同を得て、事業に反対するよう求めた。 埋め立て事業には、森林法と砂防法に基づく府知事の許可と、市山砂利条例での市長の許可が必要で、市東部丘陵整備課は「現在は、まだ事前協議の段階。正式に申請されれば、府と連携をとりながら対応を考えたい」としている。 井上会長は「搬入される土が汚染されていれば、青谷川の下流地域の将来に禍根を残すことになる。住民一体となって、計画に反対したい」と話している。


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