平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/09 00:00〜2007/11/10 00:00

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1.現場から:豪雨50日余・阿仁前田(その1) 商店街、傷跡なお /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=125.4 2007/11/09 11:02
キーワード:北秋田,秋田,旅館,森吉,阿仁前田,放流

 <現場からワイド> 9月中旬、県北を襲った豪雨被害で、北秋田市阿仁前田地区の秋田内陸縦貫鉄道・阿仁前田駅前に約40店舗が並んだ「前田駅前商店街」は大人の背丈ほどの浸水に見舞われた。商売を続ける人がいる一方で、復旧費用の多額さや高齢を理由に店を閉じる人もいる。被災から50日余。商店街には今も大きな傷が残されている。【村川幸夫】 ◇3店が再開を断念/「地区のため」もう一度 幅約5メートル、延長約300メートルの県道沿いに食堂や薬品店、美理容店、呉服店、日用品店などの店舗が並ぶ。かつて森吉山ろくに奥羽無煙炭鉱や東北前田炭鉱が操業し69年に閉山するまで、約360人の労働者の消費をまかなった。ほとんどの店舗が2代目や3代目と、歴史も古い。 ■波打つ床板 姉から店を継いで42年。薬品店経営の近藤三木夫さん(57)は「家財が全部流され、目の前が真っ暗になった」。店舗と併設された住宅部分がヘドロ状の水に洗われ床板は波を打ったようにゆがんだままだ。張り替えしたいがその余裕はない。 流された薬を入れる冷蔵庫や泥水に洗われた店舗内の壁や床。一度は再開をあきらめかけた。しかし、地区に薬品店は1軒だけ。立ち鵑襪・・鵑蠅法屬い津垢魍・・痢廚叛爾魍櫃韻蕕譴拭B審曚療絞涓・と颪・・舛呂世・辰燭・屬發Π貪戮笋辰討澆茲Α廚鳩菴瓦靴拭?br> 薬品冷蔵庫は卸会社の担当員が男鹿市内から代替品を見つけ譲ってくれた。店内の塗料塗り替えには家族総出で取り組んだ。「ダムの放流がなかったらこの被害はなかったのでは」。総貯水量(3720万トン)が限界に達した9月17日、森吉ダム(太平湖)でとられた緊急放流が被害を増大させたのではないかという疑問がいまだに消えないという近藤さん。ようやく先月29日、再開の日を迎えることができた。 ■ここが引き時か 阿仁前田駅前で「前田食堂」を経営する岸野チヤさん(70)。70年以上前、炭鉱があった当時に夫の富治さん(75)の祖母が開店した。後を引き継いだ岸野さんは夫の手伝いを得ながら1人で店を切り盛りしてきた。店が繁盛した昭和の中期ごろ思い出しながら「炭鉱労働者や営林署職員で満員でね」と懐かしむ。 今も店のガラス戸に泥跡が残る。「何としても店を開きたい、まだ老けたくはないし」と言うが寄る年波の腰痛で思うように動けない。まだ結論は出していないが、豪雨の被害はあまりにも重い。「ここが引き時かね」と、夫の顔を見ながらため息をついた。 地区を去った人もいる。佐藤一晴さん(57)が経営していた約50年の歴史を持つ「丸喜旅館」は2階建ての1階部分を水に洗われた。旅館は母が切り盛りしていたが、5年前に脱サラし、大阪からUターン。調理師免許も取得した。その母親が今夏病死し、1人で旅館を続けようと決意して間もなくの被災だった。改修費は約3000万円にも上り、再開を断念せざるを得なかった。先月末、旅館を解体。旅館経営が軌道に乗れば呼び寄せるつもりだった妻子が待つ埼玉県内に移った。 北秋田市や阿仁森吉商工会などによると、商店街の約40店舗のうち、既に再開したのは15店、再開に向け準備しているのが7店、閉店を決めたのが3店、残りの約15店はまだ方針を決めかねているという。 ■行政支援が頼み 県は水をかぶって全壊した世帯に60万円▽半壊・床上浸水に20万円――など、北秋田市は床上浸水に10万円を、災害見舞金名椶乃詆佞垢襪海箸魴茲瓠・燭・牢_忙抖襪靴拭・G・慣遏・た料暗脹愾絢・2馗垢砲覆辰浸嚇超眄・気鵝複僑供砲蓮崔篭茲錬僑戯舒幣紊旅睥隹塾┐・苅魁鵝8・餠發世韻任鷲埆淑・如∪ぢ咾悗僚ち業颪了抉腓鮓・篁圓・セ・蠹・靴討曚靴ぁ廚函∪験荳瞳セ悗旅埓・離汽檗璽箸棒攫造粉蠅い鮃・瓩襦?br>11月9日朝刊


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