平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/09 00:00〜2007/11/10 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

2.現場から:豪雨50日余・阿仁前田(その2止) 「短時間に増水」 /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=90.5 2007/11/09 11:06
キーワード:北秋田,意見,森吉,阿仁前田,放流

 <現場からワイド> ◇全水協の調査に住民 今月3日、「全国水問題協議会」(全水協)チームが住民に聞き取り調査をするため、地区を訪れた。全水協は水やダム問題を専門とする学者や研究者、自治体首長らで構成し昭和40年代から水問題を掘り下げている。 高橋裕・東大名誉教授、門間淑子・全水協事務局長、石川錬治郎県議の3人。聴取で住民からは「昭和47(1972)年の豪雨は3日間降り続き水が徐々に増えた。今回は17日午後4時に阿仁川の水位が一気に増し午後9時ごろにピークとなり10時過ぎに極端に水が引いた」と短時間での急激な増水を説明する声や「47年豪雨は砂状だった水が今回はヘドロ状。森吉ダム(太平湖)のヘドロでは」と指摘する意見などが出た。全水協は今回の聞き取り調査などを基に、県側に水害対策の提言をする。 ◇床上約1.5メートルまで泥水−−豪雨対応で初、森吉ダム放流 今回の豪雨は死者1人、行方不明者1人を出した。住宅被害は全壊5棟、半壊217棟、床上浸水297棟、床下浸水665棟など(10月31日現在)。北秋田市の小又川と阿仁川の合流点に近い阿仁前田地区(176戸)では床上浸水127戸、床下浸水5戸の被害を受け、阿仁川に接する商店街は床上約1・5メートルまで泥水が浸水。同地区阿仁川支流の小又川上流部には県萩形・森吉ダム管理事務所の森吉ダム(太平湖)があり、豪雨への対応としては初めての放流に踏み切った。11月9日朝刊


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp