3.青森市は120年に1度の大雨,東奥日報
RV=48.1 2007/11/13 00:22
キーワード:青森,野辺地,七戸
発達した低気圧による県内の大雨は十二日午後も続き、降り始めからの総雨量は青森、七戸、野辺地など平地でも二〇〇ミリを超えた。大雨は同日夜に峠を越したが、青森市では一日の降水量が一八八六(明治十九)年の観測開始以来、最多を記録。百二十年に一度の大雨となり、青森地方気象台は深夜まで河川の増水に警戒を呼び掛けた。 十二日午後九時現在、十一日午前零時の降り始めからの総雨量は平内町大和山で二六五ミリ、むつ市湯野川で二一七ミリ、青森二一五ミリ、七戸二一一ミリ、野辺地二〇九ミリ。 また青森、大和山、野辺地、七戸の四地点では二十四時間雨量が観測記録一位となったほか、同気象台観測の日降水量は午後十時現在で二〇六ミリに達し、過去最多だった一九三五(昭和十)年八月二十二日の一八七・九ミリを上回った。 同気象台によると、十三日は気圧の谷の影響で下北、三八上北では明け方まで雨が残る所もあるが、昼すぎから県内は次第に晴れる所が多くなるという。
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