3.干上がるダム 工水ピンチ,中国新聞
RV=21.2 2007/11/16 00:08
キーワード:制限,減少
今秋の少雨の影響で、山口県内のダムの貯水率が軒並み下がり、工業用水を中心に自主的に取水制限を強化する動きが広がっている。県は、家庭への給水まで制限する心配はないとするものの、宇部市の厚東川、宇部丸山の両ダムでは14日、上水の取水自粛も始まった。冬場はまとまった雨が期待できないため、県は今後の天候の動向に気をもんでいる。 下関地方気象台によると、秋雨前線や台風で雨が多いはずの9月が、今年は降水量が低迷。下松、宇部、柳井、下関の4市が平年の22―24%で、山口、防府の両市も同30%台にとどまった。雨量は10月以降も少なく、今秋は平年の半分程度に落ち込み、各地のダムの貯水率も減少した。【写真説明】好天続きの影響で水位が下がり、湖底があらわになった佐波川ダム(山口市)
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