平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/18 00:00〜2007/11/19 00:00

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1.県内各地で本格的な降雪,東奥日報
RV=128.1 2007/11/18 22:32
キーワード:八戸,温泉,青森,湯,雪,野辺地,七戸

 十八日の県内は、未明から朝にかけて寒冷前線が通過して冬型の気圧配置となり、午後から各地で本格的な降雪となった。また強風の影響もあり、JRにも運休や遅れなどが生じた。十九日朝までに、真冬並みの強い寒気が入り込むため、青森地方気象台は三八を除く各地に、大雪や風雪への注意を呼び掛けている。 同気象台によると、十八日は前線通過で徐々に気温が下がり、みぞれが雪に変わった。午後六時までの最低気温は、青森で氷点下〇・九度、六ケ所や碇ケ関で同〇・八度、弘前で同〇・五度、八戸でプラス〇・三度と、平年を一度から三度ほど下回った。 同日午後九時現在の各地の積雪は酸ヶ湯四十六センチ、野辺地十一センチ、青森五センチ、今別一センチなど。 十九日は、上空五千メートルに氷点下三六度以下の寒気が入り、冬型の気圧配置が強まる見通し。このため同日は昼前にかけ、津軽と下北、上北で断続的に湿った雪が降り、平地では二十四時間で二十センチの降雪が予想されている。午後には小康状態に向かうという。 青森市内は十八日夜にかけて、うっすら雪に包まれ、慎重に足を進める市民が相次いだ。市は十九日午前に予定していた除排雪対策本部の結団式を取りやめ、降雪に備えることにした。同市の五十代女性は「ついに降ってきたという感じ。冬支度をしなくては」と肩をすぼめてながら歩いていた。 またこの雪で同日午後二時半ごろ、同市駒込深沢の県道で、観光客二十九人を乗せて酸ヶ湯温泉に向かっていた大型バスの左タイヤが、道路脇の側溝にはまり立ち往生する事故もあった。乗客らは一時車内に閉じこめられたが、約一時間半後に救急隊に助けられ、バスも無事引き上げられた。乗客にけがはなかった。 同日は県内の鉄道ダイヤも乱れ、JRなどによると、大湊線で普通列車二本が運休となったほか、五能線と大湊線で快速列車五本を含む上下計十四本が最大九十分遅れ、約五百人に影響。県内全域の高速道路でも終日、五十キロ規制が敷かれた。 一方、県は国道102号(平川市滝ノ沢−十和田市惣辺)、青森田代十和田線(青森市田代十文字−十和田市増沢)、国道394号(七戸町山館−青森市田代十文字)の三区間を、同日午前九時から十九日午前九時までの間、通行止めとしたほか、二十四日までの夜間(午後五時から午前九時まで)も通行止めにすることを決めた。※写真(上)=道路にも雪が積もり傘を差しながら慎重に歩く市民(18日夜、青森市古川2丁目)※写真(下)=タイヤが路肩から落ちて、酸ケ湯温泉に向かう観光バスが立ち往生していた(18日午後2時半ごろ、青森市駒込深沢)


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