平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/18 00:00〜2007/11/19 00:00

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2.冬将軍到来、県内大荒れ JRなど交通網乱れる,山形新聞
RV=89.1 2007/11/18 23:23
キーワード:秋田,酒田,雪,宮城

 冬型の気圧配置が強まり、県内は18日昼ごろから山間部を中心に雪となった。降雪や強風のため、JR羽越本線で計4時間半にわたって運転を見合わせ、特急いなほ3本が区間運休。山形自動車道では、宮城県側の下り線で通行止めになったほか、西川インターチェンジ(IC)−月山IC間など3区間で上下線ともに50キロ規制となるなど、県内の交通網は大きく乱れた。 JR東日本新潟支社によると、鶴岡市の羽越本線五十川橋梁(きょうりょう)の風速計が午後2時24分と同4時34分に規制値(25メートル)を超えたため、同8時2分まで2度にわたって同市のあつみ温泉駅−小波渡駅間で運転を見合わせ、秋田−酒田間、鶴岡−酒田間でバスによる代行輸送が行われた。 この影響で、秋田発新潟行きの特急いなほ14号など特急列車3本が区間運休。特急いなほ10号など特急列車4本と普通列車17本の計21本に、最大で5時間13分の遅れが生じ、2600人に影響が出た。 高速道路では、山形自動車道の西川IC−月山IC間など3区間で、圧雪状態などとなり、午後2時40分ごろから50キロに速度規制された。宮城県の宮城川崎IC−笹谷IC間では、乗用車が単独でスリップ事故を起こし、同8時50分から下り線が通行止めになった。除雪作業などをしており、同10時現在、復旧のめどは立っていない。 一般道では、飯豊町と小国町の国道113号でスリップ事故が続発。午後7時ごろには小国町沼沢で、雪のため進めなくなった大型車をかわそうとした乗用車がスリップして対向車線にはみ出し、向かってきた乗用車とぶつかった。この影響で現場付近は、約2時間にわたって片側交互通行などの規制が敷かれた。また、飯豊町手ノ子では、軽乗用車がスリップして路外に転落、横転する事故が発生した。いずれもけが人はなかった。 国道112号の月山道路で積雪が30センチ(午後4時現在)に達し、除雪車が出動した。鶴岡市田麦俣の月山第1トンネル付近では、吹雪で視界が悪くなり、通過する車両の多くはライトを点灯し、スリップしないよう、ゆっくり走行。観光のため乗用車で酒田市から山形市方面に向かっていた神奈川県横浜市の男性会社員(48)は「天気予報を見て、念のためチェーンを持ってきたが、まさか役に立つとは思わなかった」と話していた。 酒田市の酒田港と飛島を結ぶ定期船「ニューとびしま」は、強風と高波の影響で欠航した。


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