平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/20 00:00〜2007/11/21 00:00

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1.大雪:いきなりの降雪、生活直撃 中南部中心、横手で29センチ /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=90.1 2007/11/20 12:00
キーワード:秋田,雪,11月,能代,不良

 オホーツク海にある発達した低気圧の影響で筋状の雲が上空に入り込み、18日午後から19日にかけ、県中部や南部を中心に本格的な降雪となった。横手市では積雪29センチを記録(19日午前10時現在)。各地で強風も吹き、JRのダイヤなどに乱れが生じた。【岡田悟、佐藤正伸】 ◇子供は風の子 秋田市山王3の市立旭北小学校では19日朝、雪がちらつく中を児童が登校し、校門前で雪かきをする教職員に「おはようございます」とあいさつ。校庭に積もった雪で雪合戦に興じていた。市内では、寒さに首をすぼめて出勤する会社員の姿や、雪がシャーベット状になった道路をゆっくり運転する車がみられた。 秋田地方気象台によると、19日午前10時現在の積雪は、横手市29センチ▽湯沢市湯ノ岱20センチ▽由利本荘市中心部5センチ▽秋田市中心部4センチ▽仙北市角館3センチ――など。能代市で19日明け方に1センチを記録した程度で、県北ではほとんど積雪がなかった。秋田市中心部では、18日午後6時18分に瞬間最大風速24・8メートルを記録するなど強い風も吹いた。 20日には日本海から別の低気圧が上空に入り込むが、寒気が抜けるため気温が上がり、県内は同日明け方から夜まで雨になるとみられる。 ◇除雪車両が出動 今冬初の大雪に見舞われた横手盆地。市保有の除雪車両(直轄146台、業者委託100台)が出動する一方、住民が早朝から雪かきに追われた。市建設管理課(十文字地域局)は「今月16日に雪がちらついたが、初雪として観測されたのはきょう(19日)が初めて。いきなりの大雪で、車両や人員の手配に追われた」と話した。 ドライバーを事故から守るのは、幹線道路の両側に設けられた紅白のスノーポール(樹脂製、一部竹製)。国土交通省湯沢河川国道事務所は降雪前、管轄する国道106・9キロ沿いに約7500本を設置したが、まとまった雪となり、大型除雪重機を一斉出動させた。 ◇交通に乱れ 19日は各地でスリップ事故も相次いだ。県警交通企画課によると、同日午後4時までにスリップによる人身・物損事故は計111件。うちタイヤを冬用に取り換えていなかったのは22件だった。同課では「スタッドレスタイヤでも慣れるまで時間がかかる。急ブレーキ、急発進などは禁物」と注意を呼びかけている。 雪や風の影響で、交通ダイヤが乱れた。JR秋田支社によると、強風で羽越線小砂川駅の風速計が秒速25メートルの規制値を超え、18日午後4時40分ごろから19日午前6時半ごろまで小砂川―上浜駅間で運転を見合わせたため、普通列車上下計3本が運休、寝台特急「あけぼの」「日本海」と普通列車など上下計9本が最大約10時間遅れた。五能線でも強風のため午前8時ごろまで速度規制し、普通列車上下計4本が運休、「快速リゾートしらかみ」や普通列車上下計13本が遅れた。また19日午前6時ごろ、奥羽線横手、羽後境両駅のポイントが、積もった雪の凍結で切り替わらなくなり、横手駅では約2時間半後に、羽後境駅では約5時間後に復旧したが、普通列車上下計4本が運休、同上下計15本が最大約1時間40分遅れた。一連の遅れや運休で、約4700人の足に影響が出た。 秋田空港でも滑走路の積雪や降雪による視界不良のため、午前に発着する計4便が最大約1時間遅れた。11月20日朝刊


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