平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/23 00:00〜2007/11/24 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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1.冬“早出し” 東北のスキー場に恵みの雪(河北新報),河北新報
RV=111.7 2007/11/23 06:12
キーワード:雪,八戸,湯,盛岡,青森

 冬将軍の早いお出ましに、東北各地のスキー場が臨戦態勢に入っている。昨シーズンは記録的な暖冬に泣かされたが、今季は一転、師走を前にゲレンデが銀世界に。予定より早めにリフトの運転を始めたり、休日に臨時営業したり…。恵みの雪を歓迎する各スキー場は、本格シーズンの到来に活気づいている。 八甲田国際スキー場(青森市)は昨年より12日も早く、21日にオープンした。16日から断続的に雪が降り、積雪は約80センチ。若者らが早速、スキーやスノーボードを楽しんでいる。23日からの三連休で1500人の人出を見込む。 一部のゲレンデで40センチ以上の積雪がある蔵王温泉スキー場(山形市)は、23日から横倉ゲレンデも滑走可能となる見込み。スキー場開きは12月8日だが、リフトなどを稼働させた。運営会社の蔵王ロープウェイは「パトロール隊もスタンバイしている」と受け入れ準備は万端だ。 昨季は12月半ばまでオープンがずれ込んだ天元台高原スキー場(米沢市)は、予定通り23日に営業を開始する。コンディションは上々で、ペンション関係者は「いいシーズンになってほしい」とスキーヤーを待つ。 積雪が60センチになった安比高原スキー場(八幡平市)は12月1日のオープンに先立ち、1日限定で25日に一部コースで営業する。夏油高原スキー場(北上市)も3連休と1、2日の5日間、1部コースをプレオープンさせる。 猪苗代リゾートスキー場(福島県猪苗代町)は12月15日に営業開始の予定。ゲレンデの一部は20センチを超える積雪になったが、「今のところ前倒しする予定はない」と慎重姿勢。「本格営業はクリスマスごろから。このまま順調に降ってほしい」と祈る。 駐車場付近まで雪で覆われたみやぎ蔵王えぼしスキー場(宮城県蔵王町)も「まだ滑走できるほどではない。オープンは1日なので、それまでに」と、もう一降りに期待する。◎冷え込み真冬並み/積雪の観測記録更新も  強い冬型の気圧配置となった22日、東北地方は各地で12月中旬から1月上旬並みに冷え込み、盛岡は観測史上最も早く「真冬日」を観測した。雪も断続的に降り続き、横手など9カ所で11月として過去最高の積雪を記録した。 上空約5400メートルに氷点下40度以下の強い寒気が入った。東北の観測地点154カ所のうち、福島以外の各県庁所在地を含む141カ所で、最低気温が0度を下回る冬日に。盛岡の最高気温は氷点下0.7度で、青森も氷点下0.2度と真冬日になった。 雪は日本海側や山沿いを中心に降り続き、午後6時現在の積雪は横手50センチ、野辺地44センチ、尾花沢35センチなど。青森県酸ケ湯は1メートルを超えた。 大雪と強風の影響で交通機関も乱れた。高速道路は東北道の松尾八幡平―鹿角八幡平インターチェンジ(IC)間や、八戸道の安代ジャンクション―浄法寺IC間などで通行止めとなった。JRは北上線が終日運転を見合わせ、奥羽線や五能線などで運休が続出。青森、三沢両空港では各2便が欠航した。


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