平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/27 00:00〜2007/11/28 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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2.強風で県内2万2千戸が停電,東奥日報
RV=55.8 2007/11/27 18:25
キーワード:八戸,青森,七戸

 台風並みに発達した低気圧の影響で、県内は二十七日未明から夕方にかけて猛烈な強風に見舞われた。高圧線断線などにより、一時、津軽地方を中心に十九市町村の約二万二千百世帯で停電が発生。金木町では看板の撤去作業をしていた警官が風にあおられた看板で頭を打ち軽傷を負った。また交通機関も乱れ、JRやフェリーなどで運休、欠航が相次いた。 青森地方気象台によると、八戸で同日午前五時二十三分に38.7メートルの最大瞬間風速を観測したほか、同六時までに青森34.2メートル、深浦33.3メートル、むつ31.8メートルをそれぞれ記録した。県内全域に暴風警報、沿岸全域には波浪警報を発令し注意を呼び掛けている。 東北電力青森支店によると、停電の復旧は進んでいるものの午前十一時現在で約二千七百戸が停電している。 七戸町舘野の町道では同日午前五時四十分ごろ、道路脇の樹木が倒れ、道路の一部をふさいだ。現場は一時通行止めとなったが、町役場職員や東北電力が復旧作業を行い、同九時半ごろまでに全面開通した。 金木町金木芦野の芦野公園沿いの国道339号は電柱四本が折れたほか、公園内の木が道路に横倒しになり、一時全面通行止めとなった。 岩木町では県天然記念物に指定されている「百沢街道の松並木」のうち三本が倒木した。 また、弘前市、中里町、脇ノ沢村、佐井村などで建物損壊の被害が報告され、川内町では宿野部川に係留していた漁船が沈没した。 JR青森支店によると、東北線、奥羽線、大湊線、五能線などで三十本以上の運休が決定。フェリーは、東日本フェリーが大間−函館間で三便が欠航、青森−室蘭、青森−函館間で運転を見合わせている。下北汽船は青森−佐井間で計四便が欠航となった。高速道は強風の影響で、東北、八戸両自動車道全線で50−80キロの速度規制が敷かれている。※写真(右)=倒れた電柱の復旧工事を急ぐ作業員(27日午前9時25分、金木町芦野公園沿いの国道339号)※写真(左)=倒木が道をふさぎ、一時通行止めとなった七戸町舘野の町道(27日午前9時ごろ)


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