平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/11/29 00:00〜2007/11/30 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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1.2007鳥取見・聞・考:鳥取の一家食中毒原因 原木にツキヨタケ菌、着床 /鳥取(毎日新聞),毎日新聞
RV=98.6 2007/11/29 17:01
キーワード:ラ,11月,菌,伐採,ツキ,原木,12月,兵庫,ヨ,シイタケ

 ◇長期放置にご注意−−食用キノコ自家用栽培 鳥取市内で今年10月、自家用にシイタケを栽培していた木に生えた毒キノコのツキヨタケを食べた一家が食中毒になった問題で、木は伐採後長期間放置されていたため、台風などの影響でツキヨタケの菌が着床し蔓延(まんえん)していたことが28日、日本きのこセンター(鳥取市)の調査で分かった。同センターは食用キノコを自家用栽培する際「不適切な原木」を使用しないよう注意を呼びかけている。【宇多川はるか】 鳥取保健所によると一家は10月29日夕、家族8人のうち、子ども1人を含む6人が嘔吐(おうと)や下痢などの病状を訴えた。同保健所は食中毒の原因は「自家用に栽培しているシイタケの原木に生えたツキヨタケをシイタケと間違え、茶わん蒸しにして食べたため」と発表した。 しかし、発表内容を知った同センターは、シイタケの菌を植え付けた木にツキヨタケが生えた例を確認したことがなかったことから、問題の木を詳細に調査。原木にシイタケの菌を植え付けた「シイタケの木」に偶然ツキヨシタケが生えたのではなく、元々原木が「ツキヨタケの木」になっていたことを突き止めた。 原木のコナラは、中国横断自動車道姫路鳥取線(兵庫県姫路市―鳥取市)の工事に伴って04年6月ごろに伐採されたもので、一家の自宅近くの里山に放置されていた。一家は関係者の了解を得てコナラを持ち帰り、05年3月にシイタケ菌を植菌した。 ◇台風の多発で菌運ばれた? しかし、放置されていた間に多発した台風の影響などでツキヨタケの胞子が大量に原木に着床。シイタケ菌を植菌した時にはすでにツキヨタケの菌が原木内に繁殖していたと推察されるという。 12月〜翌年3月は食用キノコ植菌のシーズンとなるため、同センターは現在、夏〜秋季に長期間屋外に放置された原木は台風で運ばれやすいツキヨタケの菌が蔓延している可能性があり、使用しないよう注意を呼びかけている。11月29日朝刊


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