平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/01 00:00〜2007/12/02 00:00

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1.クマ出没警報、県が導入 被害防止へ迅速対応 駆除避け保護に期待 運用から1カ月、発令ゼロ ,西日本新聞
RV=70.7 2007/12/01 10:09
キーワード:クマ,富山,11月,出没,保護,基準

 ツキノワグマによる人身被害の防止のため、県が「クマ出没警報システム」を導入した。11月1日に運用を始めたが、警報を出したケースはない(30日午後5時現在)。迅速で組織的な対応を取ることで被害防止だけでなく、クマの駆除を避け保護にも結び付くと期待される。クマ警報の導入は富山県に次いで全国2例目という。  県自然保護課によると、同システムは地域森林計画の地区単位でクマが頻繁に出没する地区に警報を出す。  発令基準は(1)同じ地区内で10日以内に5日以上、クマが出没(目撃や足跡などの発見)(2)人里に頻繁に出没し、人身被害の恐れが高いと判断され、市町が警報発令を要請(3)人身被害の発生‐の3ケース。  これに該当する場合、県環境生活部長が警報を発令。県は報道など関係機関への連絡やビラ配布で地元住民に注意を呼び掛ける。同時に、市町、警察、猟友会などによるクマ出没緊急対策会議を現地に設け、対策を協議。クマの捕獲のほか、児童生徒の集団下校、パトロール強化などにも取り組む。警報は発令後、出没がなければ2週間で解除される。  クマの出没件数は、クマの餌になるドングリなどの豊作や不作に合わせ、1年ごとに増減する傾向がある。ただ、山の幸が豊かな“表年”でも台風などで果実が落ちると、クマが餌を求め人里に現れることも少なくない。  クマの出没が多かった2004年度は395件を記録。本年度は71件(11月29日現在)。表年に当たり、クマの出没件数は少ないとみられる。クマによる人身事故は、2000年11月以降、県内では起きていない。 =2007/12/01付西日本新聞朝刊=


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