平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/02 00:00〜2007/12/03 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

1.師走:暖かい師走入り スケート場オープン、杉玉作り… /静岡 ,毎日新聞
RV=95.7 2007/12/02 11:02
キーワード:杉,11月,収穫,同社,12月,冬,来年,上野,NPO

1日の県内は高気圧に覆われておおむね晴れ、最高気温は11月中旬から下旬並みの暖かい師走入りとなった。裾野市ではスケート場がオープンし、浜松市の酒蔵では新酒の出来上がりを知らせる杉玉づくりが追い込みに入るなど、慌ただしい年の瀬を感じさせた。【田口雅士、安味伸一、平林由梨】  ◇落ち葉舞い落ち、秋から冬へ  静岡地方気象台によると、1日の各地の最高気温は▽静岡18・5度(平年15・7度)▽浜松16・7度(同14・6度)▽三島16・6度(同15・4度)など。  静岡市葵区常磐町では、ケヤキ並木から黄色や赤茶色の葉が舞い落ちる光景が秋から冬への移り変わりを告げ、道行く親子連れらが地面や水辺に広がる葉を眺めていた。  12月の県内は気温が平年並みかやや低く、降水量は少なめ。天気はおおむね良いという。  ◇富士山を背景にスケート場開場−−遊園地「ぐりんぱ」  富士山2合目(標高1200メートル)にある裾野市須山の遊園地「ぐりんぱ」では、園内の人工湖・富士見湖を凍らせたスケート場が今季の営業を開始した。富士山を背景にしたリンク1万平方メートルで早速、子供たちが今季初滑りを楽しんだ。  この日の最低気温は2度。招待された富士宮市の上野バレーボール少年団は20人で訪れ、市立上野小6年、佐藤栞さん(12)は「滑りながら富士山を見る余裕はなかったが、楽しかった」。  女子フィギュアスケートの人気で年々冬季の来園者が増え、昨シーズンは約11万人が訪れた。経営会社「フジヤマリゾート」によると、屋外の単一リンクでは国内最大という。今冬は来年3月23日まで営業する。問い合わせは同園(055・998・1111)。  ◇杉玉作りが追い込み迎え−−天神蔵浜松酒造  浜松市中区天神町の天神蔵浜松酒造(中村保雄社長)では、杉玉作りが追い込みを迎えた。3日には完成し、酒蔵の軒先につるして一般客に披露する予定。  11月半ばから、仕事を終えた蔵人たちが、毎日こつこつと作り上げてきた。金属製の芯に、同市天竜区阿多古地区から分けてもらったという杉の枝を差し込んでいき、最後に丸くなるように刈り込みばさみで整える。直径約1メートルで重さは約50キロ。  最近は杉玉作りを専門の業者に注文する酒蔵が多いが、同社では97年に蔵を改築してから毎年手作りしている。中村社長(47)は「この杉玉を見ると、時季が来たな、と気持ちが新たになる」と話す。緑色の杉玉はこれから茶色に変色することで酒の熟成具合も示すという。  ◇NPOが栽培のそば収穫・脱穀−−三島、箱根西ろく  三島市三ツ谷新田の箱根西ろくでは、環境NPO「グラウンドワーク三島」(緒明実理事長)が栽培したそばを収穫、その場で脱穀した。そば畑は0・2ヘクタール。脱穀には農家から譲り受けた昭和10年代の足踏み式脱穀機を使い、すべて手作業で収穫の喜びをかみしめた。  同NPOの高齢者部隊「せせらぎシニア元気工房そばつくり隊」などの約20人が参加。畑は3年前から農家の協力で作付け。今年は9月初めの台風で大打撃を受け、種をまき直して復活させた。歳末の31日にメンバーが集まり、このそばを原料に年越しの手打ちそばを味わうことにしている。 12月2日朝刊


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp