平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/04 00:00〜2007/12/05 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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1.原因究明と対策に本腰 白良浜の黒砂問題など(和歌山) ,紀伊民報
RV=60.7 2007/12/04 16:51
キーワード:白,良,補正,提案

 白浜町は、白良浜の黒砂問題の原因解明と対策に取り組むため、5日開会する12月町議会に、白浜海岸(白良浜)環境調査費として750万円を計上した本年度一般会計補正予算案を提案する。この問題で調査を進めている県と連携し、浜の保全を図る。立谷誠一町長は「来年度以降も調査を続け、その都度、結果を検証しながら対応していきたい」と話した。  白良浜は夏シーズンだけでも60万人を超す人が訪れる、県を代表する海水浴場。夏だけでなく、四季を通じて白砂の浜を舞台としたイベントが開かれる名勝地としても知られている。  しかし、ここ数年、浜の中央部にだけ高波が目立つようになったほか、昨秋には貝殻まじりの砂利が打ちあがり、近くの住民らが「これまでなかった現象」と指摘。さらに、今夏になって浜の北側や南側の波打ち際付近の海底で、砂が黒ずんでいるのが見つかった。  黒ずんだ砂は、台風の襲来で一時的になくなったが、その後、再び見られるようになったことが、住民有志と県の情報交換で確認されている。  そこで、すでにボーリングや水質調査を始めている県と連携し、調査分野や範囲を分担して、浜の保全に乗り出す。  説明では、町は白良浜の汀(てい)線調査をして、浜の陸側の地形変化を調べる。底質調査や水質調査、土質調査をして砂の変色状況も把握する。白良浜を中心に、一部調査では白良浜がある鉛山湾全体を範囲とする考えだ。  町農林水産課と建設課は「いろんな角度から調査し、結果を検証して修整を加え、次にどのような調査が効果的かを考え、原因究明に当たりたい」と話している。年明け後に調査に入る予定。  砂の黒ずみ問題については、県が6月に調査し、サメよけネットに付着した海藻による影響も要因の一つに挙げている。町は、県が白良浜に建設中の潜堤との関連や、白良浜に流れ込む生活雑排水による影響も含めて調べる方針という。


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