3.置賜農高演劇部、初の東北大会出場へ あす記念公演
,山形新聞
ＲＶ＝44.7 2007/12/04 14:08
キーワード：村,宮城
川西町の置賜農業高演劇部は、県高校演劇合同発表会で最優秀賞を獲得し、東北大会初出場を決めた。念願だった東北大会の舞台本番を前に、これまでの活動を支援してくれた地域の人たちにも見てもらいたいと、5日午後6時半から、町フレンドリープラザで記念公演を行う。
同演劇部はミュージカルに取り組み今年で5年目。学校生活から視野を広げ、社会問題などをテーマにしたオリジナル脚本に挑戦してきた。今回の作品は顧問の河原俊雄教諭作の「どんがら山奇譚（きたん）」。集中豪雨で、ある過疎の村が壊滅状態となる。村人は町の仮設住宅に避難するが、1人のお年寄りが村に戻ってしまう。町職員やフリーライターが追いかけると村には避難しているはずの住民らがいて−といったストーリー。和太鼓などを持った“妖怪バンド”の演奏、舞台装置などにも力を入れている。
3年の鈴木美登里さん（18）は、「ボイストレーニングを重ね、歌やダンスにも磨きがかかった。ぜひ見にきてほしい。東北大会では、県代表として置農ミュージカルをアピールしたい」と話している。入場料は大人500円、高校生以下は無料。
東北大会は22、23日に宮城県で開催され、本県からは置賜農業高と山形東高の2校が出場する。
|
