3.りんご界10大ニュース:県協会「例年と比べ、明るい話題多く」−−今年 /青森
,毎日新聞
RV=76.3 2007/12/08 12:00
キーワード:リンゴ,弘前,猛暑,12月
◇1位・青リンゴ効果、昨年産販売好調
◇2位・弘前市が毎月5日「りんごを食べる日」
生産者団体の県りんご協会(福士春男会長)は7日、今年の「りんご界10大ニュース」を発表した。1位に「06年産リンゴが競合果物の品薄や青リンゴのテレビPR効果で販売額911億円と好調」が選ばれた。青リンゴの健康効果を取り上げた情報番組の影響力を高く評価した。【太田圭介】
福士会長は1年を振り返り、「大きな自然災害もなく、例年と比べて明るい話題が多い。価格もよく、安心できた年だった」と語った。
2位以下は次の通り。
(2)弘前市が毎月5日を「りんごを食べる日」に制定。歌詞と曲を県内在住者から募ったリンゴPRソング「トコ・ドッコイ弘前りんご」も完成。
(3)7月13日、ニュージーランド産生果リンゴの検疫措置で省令一部改正。米国産並みに緩和。
(4)本年産「ふじ」が色、光沢とも最高の出来。
(5)秋、大荒れ。台風9号の余波で津軽西北部でリンゴ624トン落果。温帯低気圧と秋雨前線で岩木川と馬渕川が増水し、一部リンゴ園に浸水被害。
(5)県内リンゴ園の放任面積45ヘクタール。県が10月15日、対策会議開く。
(7)8月中旬から猛暑。早生種の着色遅れや日焼け果が発生。
(8)国の果実需給調整・安定対策事業が、4月から新果樹経営支援対策に移行。県が独自で経営安定制度立ち上げる。
(9)7月に津軽地域で干ばつと低温傾向。弘前市で19年ぶりに渇水対策。8月には台風9号が2週間ぶりの雨もたらす。
(10)弘果止め市で過去最高の3万箱超が上場。
12月8日朝刊
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