1.水稲作況指数:県内、平年並み99 天災被害少なく−−中四国農政局 /香川
,毎日新聞
RV=101.0 2007/12/11 17:02
キーワード:指数,前年,作況,収穫,12月,農政
中国四国農政局香川農政事務所はこのほど、07年度の県内の水稲の収穫量は平年並みだったと発表した。平年を100とする作況指数は99、収穫量は7万4100トン(対前年比2300トン増)だった。7月の低温と少ない日照りで、1株当たりの稲穂の数が少ないものの、1穂当たりのもみ数が平年並みで、天災などの被害が少なかったため、ほぼ平年並みに落ち着いた。
同事務所によると、7月は生育がやや遅れたが、8月の高温と日照りで、出穂の最盛期は8月22日と平年並み、刈り取りも最盛期が平年より2日早い9月30日と、ほぼ例年並みとなった。
被害は、面積にして3万9400ヘクタール、被害量は7560トンで、全体に占める被害率は10・1%。平年を1・5ポイント下回った。被害の内訳は、▽台風や風水害などの気象被害が2800トン、被害率3・7%▽いもち病、紋枯病(もんがれびょう)などの病害が2200トン、同2・9%▽ジャンボタニシなどの虫害が2020トン▽イノシシなどの鳥獣害が543トン、同0・7%――だった。【吉田卓矢】
12月11日朝刊
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