平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/21 00:00〜2007/12/22 00:00

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1.相模原のゴルフ問題:再開発の元役員も同行 関係者「親睦超えている」 /神奈川 ,毎日新聞
RV=60.7 2007/12/21 11:01
キーワード:加山,榎田,12月,区域

 相模原市で台風被害があった7月、加山俊夫市長ら市職員十数人が北海道へゴルフ旅行に行った問題で、同市内の再開発準備組合で副理事長だった男性も同行していたことが分かった。利害関係者とのゴルフや飲食を禁止した市職員の倫理服務規程に触れる可能性もある。再開発事業関係者からは「民間人が1人だけ参加するのは不自然で、親睦(しんぼく)を超えている」との指摘も出ている。  加山市長ら市側の参加者全員は、かつて市内の再開発業務に携わっていた。同行した男性は小田急相模大野駅前の区画整理当時(72〜00年)の地権者で、08年度後半に着工する新たな再開発計画では、数年前まで準備組合の副理事長をしていた。新しい再開発区域には男性の親族の会社が所有していた6階建てビルがあり、今年3月に再開発組合への権利変換手続きがされた。  参加者の1人、榎田和典土木部長は元副理事長について「2カ月に一度ぐらい役所に顔を出す人で、ゴルフに行くと話したら『自分も参加したい』と言った。北海道へのゴルフ旅行に行ったのはこれが2回目」と説明。加山市長は「私が(相模大野駅前再開発事務所)所長の時から(の付き合い)」と話す。  榎田部長は副理事長を「現在は利害関係者ではない」としている。加山市長も「(ゴルフと)再開発とは、かかわりはないと思う」と話している。  相模大野駅前では、72年から総事業費252億円で31・9ヘクタールの区画整理事業が進められ、00年に完了した。新たな再開発は対象面積3・1ヘクタールで、大型専門店や複合映画館などが入る商業施設や25階建て住宅棟を整備する。総事業費は516億円。【高橋和夫】  ◇副市長も市職員8人と京都旅行  加山市長がゴルフ旅行をしていた同時期に、宮崎泰男副市長も市職員8人と1泊2日の京都旅行をしていたことが分かった。災害対策など危機管理を統括する市トップとナンバー2が不在だった。副市長は「市民の安心・安全を図る立場から、もしものことを考えれば行くべきではなく、批判は受けざるをえない」と話している。  副市長らは7月14〜15日、神社仏閣巡りをした。副市長は「台風が市内を直撃するという気象予報ではなかった。自然災害が起こり得る状況で旅行に出かけていいのか考えたが、昔からの仲間と1年に1回の旅行で、もし災害が起きればすぐに帰れると判断した。自分の行きたいという気持ちに勝てなかった」と説明している。【高橋和夫】 12月21日朝刊


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