2.羽越線事故から2年、突風の観測強化へ庄内空港に新機器
,読売新聞
RV=49.6 2007/12/21 21:45
キーワード:酒田,12月,積乱雲
山形県庄内町のJR羽越線で2005年12月、特急列車が脱線・転覆して5人が死亡、33人が負傷した事故を受け、気象庁気象研究所(茨城県つくば市)は21日、事故原因とみられる突風の観測強化のため、気象データを集めるドップラーレーダーを庄内空港(酒田市)に設置した。
同レーダーは直径1・2メートルで、積乱雲などの中の雨や氷に電波を反射させ、雲の移動速度などを観測する。23日から、半径30キロの範囲でデータ収集を始める。同研究所とJR東日本などは、突風が吹く可能性が高い地域を予測して列車の運行を規制する「突風探知システム」の09年度中の試験運用開始を目指している。
|