平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/22 00:00〜2007/12/23 00:00

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1.07年・東北 猛暑重なり記録的高温 白河で最高更新 ,河北新報
RV=99.3 2007/12/22 06:12
キーワード:秋田,雪,八戸,仙台

 北国を忘れさせるような暖冬で幕を開けた東北地方の2007年。夏場の猛暑が重なり、記録的に暖かい1年となったことが、仙台管区気象台が21日まとめた今年の「東北の天候(速報)」で分かった。年平均気温は東北全体で平年より0.8度高く、過去最高となった白河をはじめ、各地で観測史上の上位に入る高温だった。  20日までの観測データに基づく速報によると、東北に17ある気象台と測候所すべてで、年平均気温は平年を0.4―1.1度上回った。  白河の12.5度は、これまで最高だった04年の12.4度を更新し、秋田(12.7度)と小名浜(14.5度)は最高タイ。ほかの観測地点も八戸以外は過去2番目で、八戸にしても3番目の高さとなった。  平均気温を押し上げた要因は、暖冬と猛暑に尽きる。冬場は強い寒気がほとんど南下せず、1、2月は東北全体で平年より2度以上高く、真冬日は青森と深浦で各1日しかなかった。  梅雨明けは3年連続で8月にずれ込んだが、8月中旬からは太平洋高気圧の勢力が例年より強まり、うだるような酷暑が9月まで続いた。最高気温は仙台で37.2度を観測するなど、4地点で記録を塗り替えた。  真夏日の日数は多くの地点で平年を上回り、気象庁が今年定めた「猛暑日」(35度以上)は福島の10日を最高に、山形7日、会津若松5日などを数えた。  年間降水量は東北全体では平年比101%。太平洋側南部に豪雨をもたらした7月の台風4号、東北を縦断して被害が広がった9月の台風11号など、集中的に降るケースが目立った。  全体では平年並みだが、暖冬で雪もあまり降らなかったことなどが影響し、深浦が1074.0ミリ(平年比74%)で過去最少記録となるなど、日本海側は少なめだった。


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