平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/12/26 00:00〜2007/12/27 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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1.水害の記憶、安全地図に生かせ 亀岡・神前地区住民 危険個所記す(京都新聞),京都新聞
RV=74.2 2007/12/26 23:19
キーワード:村,林道,来年,マップ,犠牲

 水害の記憶を手掛かりに、地域の安全マップを作製する取り組みがこのほど、京都府亀岡市宮前町神前地区(約150世帯)で始まった。同地区に大きなつめ跡を残した1960年の台風16号の被害を目の当たりにした地域の古老たちの講演を基に、住民が地区内の危険個所を地図上に書き記す作業を進める。今後は交通安全や防犯の観点も取り入れ、完成させたいという。 農地の環境保全に取り組む住民組織「神前ふるさとを守る会」が、住民ぐるみで安全への備えについて考えようと企画。神前ふれあいサロンであった初回の会合には、約25人が参加した。 60年の台風により、同地区では住民1人が犠牲となり、山崩れなどの被害が出た。講演では75−77歳の地元の男性3人が「土砂が崩れて陸の孤島になった」「水害経験者は少なくなったが、対策を話し合い、安心して備えられる村づくりがしたい」などと語った。 参加者は講演内容を踏まえて、山崩れや堤防の決壊個所、地区内にあるため池の場所を地図に書き込んだほか、「林道に水が集まってあふれる」といった暮らしの中で気づいた点も記した。会合を重ね、来年3月に地図を完成させる予定という。


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