3.県内大荒れの大みそか,東奥日報
RV=88.2 2007/12/31 21:32
キーワード:雪,秋田,湯
冬型の気圧配置の影響で、一日中、断続的な降雪に見舞われた三十一日の県内。午後五時までの二十四時間降雪量は酸ケ湯で三七センチ、野辺地で二六センチなどを記録、風も強く、新年を直前に控え、大荒れの大みそかとなった。青森市では吹雪の中、足早に歩く市民の姿が目立った。 青森地方気象台によると、午後五時現在の各地の積雪量は酸ケ湯が一七八センチ、野辺地が二九センチ、弘前、五所川原が一八センチ、青森、鯵ケ沢が一六センチなど。平年よりは少ないが“雪不足”が続いていた県内が一日で、一気に銀世界に。青森市では雪が降りしきる中、駅前の新町商店街や大型ショッピングセンターがある浜田地区などで、年末の買い物袋を手に家路を急いだり、足早に店内に入ったりする買い物客の姿が多く見られた。 一方、全国的な悪天候に、公共交通機関も一部が乱れた。JRは山形県内や秋田県内の強風で、羽越線が断続的に運転を見合わせ、青森駅到着の寝台特急「日本海3号」と「あけぼの号」の二本が最大で約二時間遅れた。青森空港では名古屋の強風で、名古屋便など計四便が欠航。海路では青森−佐井間などを運行するシィラインは全便欠航となった。降雪は一日以降も続くとみられる。※写真=年の瀬に雪が強く降り、道行く人たちも急ぎ足だった(31日午後、青森市新町1丁目)
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