3.県内13海水浴場:人出、すべてで前年下回る 台風5号など影響 /山形
,毎日新聞
RV=57.8 2007/09/15 12:01
キーワード:酒田,前年,海水浴
◇県観光振興課
県観光振興課は今夏の県内13海水浴場への人出をまとめた。入り込み数は70万3000人にとどまり、前年の12・6%減と落ち込んだ。13海水浴場すべてで前年を下回った。
今年は梅雨明けが8月上旬にずれ込み、7月から8月上旬にかけて週末になると悪天候になることが多かった。さらに8月最初の土日だった4、5日には台風5号が接近したことも影響して、前半は前年の半分程度だった所もあった。
しかし、お盆以降には連日真夏日となり、人出は回復し、海水浴場によっては営業期間を延長したところもあったという。
人出が多かったのは、湯野浜(鶴岡市)29万8000人(前年比3・9%減)▽由良(同)17万1000人(同3・4%減)▽西浜(遊佐町)7万1000人(同24・5%減)▽浜中(酒田市)4万6000人(同2・1%減)――など。
海水浴場への人出は90年の220万人をピークに減少傾向が続いている。同課は、夏のレジャーの多様化と今夏はさらに天候の不順が重なったことが大幅減の要因とみている。【佐藤薫】
9月15日朝刊
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