平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/09/17 00:00〜2007/09/18 00:00

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3.落雷:「佐賀の名木100選」樹齢400年のイチョウに−−鳥栖 /佐賀 ,毎日新聞
RV=41.9 2007/09/17 15:01
キーワード:寺,住職,時代,枝,市長,伐採

 ◇裂けた幹、倒れるおそれ−−きょうから上部を伐採  県の名木に選ばれている鳥栖市田代上町の西清寺(梁井信寿住職)の大イチョウ(高さ32メートル)が、15日午後5時半ごろ落雷に遭った。出火し一時は木が見えなくなるほど煙が立ちこめた。幹は根元から8メートルにわたって縦に裂けた。倒れる危険があるため、寺周辺の4世帯10人が避難した。消防が16日にワイヤで幹を固定し、市は17日から木の上部を切り落とす。  近所の住民は落雷時の状況について「ドーンという大きな音がしたが、イチョウに落ちたとは思わなかった」と話す。鳥栖・三養基地区消防本部によると、イチョウは最長で約17メートルの枝が張り、ギンナンが実る枝の重さで裂け目から倒壊するおそれがあるという。  市は17日からクレーン車を使い、枝を落としながら木の上部を切る。切る長さは作業をしながら決める。16日にイチョウを視察した橋本康志市長は「切るのは残念だが、住民の安全が最優先だ」と話していた。  イチョウは樹齢400年、幹回り約5・4メートルの大木で、74年5月に市の天然記念物に指定され、04年3月には県の名木・古木900本の中から「佐賀の名木100選」の一つに選ばれた。戦国時代の天正年間(1573〜1591年)に、現在の県東部地域で勢力をふるった大名・筑紫広門が側室の健康回復を祈って植えたと伝えられる。【遠藤雅彦】 9月17日朝刊


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