平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/09/18 00:00〜2007/09/19 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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3.大雨で県南中心に農業被害広がる ,東奥日報
RV=101.5 2007/09/18 23:46
キーワード:リンゴ,収穫,八戸,流域,水稲,農地

 活発化した前線の停滞に伴い大雨が降った県内は、十八日午後にほぼ雨が上がり、増水していた馬淵川は危険水位を下回った。しかし、県南地方を中心に水田やリンゴ園地の冠水や浸水など、広く大雨被害が出ていることが明らかになった。  八戸市防災安全推進室によると、同市内では十八日午後三時現在、馬淵川流域や奥入瀬川右岸の田畑が水位上昇で冠水。水稲や大豆などの野菜、リンゴなどの果樹が被害を受けた。市は被害面積や被害額の把握を急ぐ。  南部町では馬淵川の増水で苫米地や福田地区などで水田や畑が冠水、浸水した。町の調査では冠水、浸水した農地は同日午後五時現在、一六九・四ヘクタール。内訳は水田一五一・一ヘクタール、畑一八・三ヘクタール。同町は昨年十月の大雨で三百七十四ヘクタールの水田や畑が被害に遭っており、二年続けての収穫前の大雨被害に、農家は肩を落としていた。  同町苫米地地区では、馬淵川に架かる福田大橋などで、朝から川の水位を見守る人の姿が見られた。午後三時ごろ、野菜などを栽培している庭田イヨさん(80)は畑の様子を見に来たが「今年は野菜の出来も良く(収穫を)楽しみにしていたのに残念」と昨年に続く水害にやりきれない様子。  一方、十八日午前二時に避難勧告が出た八戸市櫛引地区の館公民館では、馬淵川櫛引橋付近に住む七十代の女性が避難していたが、同十時四十五分に帰宅。避難勧告は午後零時半に解除。南部町は午後五時十分、九世帯三十一人に出していた避難勧告を解除した。 ※写真=馬淵川沿いの冠水した畑を心配そうに見守る町民(18日午後3時ごろ、南部町苫米地)


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