平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/10/08 00:00〜2007/10/09 00:00

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1.台風15号、農作物被害2億1000万円/八重山・宮古 ,沖縄タイムス
RV=187.3 2007/10/08 12:00
キーワード:石垣,竹富,八重山,西表島,林道,宮古,与那国島,与那国,養殖

台風15号で被害を受けた宮古、八重山で七日、被害の確認や復旧作業が進んだ。県によると、重軽傷者六人、民家の半壊が二件、ガラスが割れるなどの一部損壊が三十三件。農作物は、宮古地区で約四千万円、石垣市で約一億七千万円の被害が出ている。竹富、与那国の両町は八日以降に本格的な調査を始める。  【八重山】最大瞬間風速六三・二メートルを観測した与那国島では、町久部良で民家二棟が半壊。一部損壊は石垣市内で一件、竹富町・波照間島で一件、与那国町祖納で十八件、同久部良で十件、同比川で三件となった。  石垣市内の農作物の被害は速報値で、サトウキビ八千二百万円、野菜千百万円、花三百七十万円、その他(水稲など)七千四百万円で、計一億七千七十万円となっている。屋良部林道で幅三十メートルほどの土砂崩れがあり、通行止め。離島ターミナルの照明器具が強風で飛ぶなどの被害を受けた。  大浜長照石垣市長は七日、市八島町の魚養殖場や名蔵ダム、前勢岳の林道を視察したほか、沖縄電力八重山支店を訪れ、説明を受けた後、停電世帯の早期復旧を求めた。大浜市長は、相次いだ大型台風による農業への影響を懸念し、支援策を検討する考えを示した。 宮古、臨港道など損壊  【宮古】県宮古支庁は七日、台風15号による宮古地区の災害速報(第一報)を発表した。農業被害額は地区全域で確認されたサトウキビの三千九百三十三万六千円を含む合計三千九百六十五万四千円。施設被害額は宮古島市城辺の博愛漁港内にある臨港道路や遊歩道などの損壊による二百五十万円を見込んでいる。  同支庁によると、サトウキビ以外の作物の被害は宮古島市内でカボチャが二十八万四千円など。多良間村では子牛一頭が死亡し、畜産被害は十七万一千円と算定した。  同支庁は災害速報の中で、宮古地区全体の停電世帯数(最大)について、前日発表した二千二百三十九件から千二百八十八件に修正した。 八重山の停電 復旧作業続く  台風の影響で、八重山地域の一部は停電や電話の不通が続き、七日夜になっても完全復旧のめどが立っていない。  電気は電柱二十一本が損傷、配電線三十四区間が断線し、七日午後九時現在、石垣市や竹富町の西表島、鳩間島、新城島、与那国町の約千七百世帯で停電が続いている。沖縄電力は、本島からの応援を含め百五十八人態勢で復旧作業を進めた。  NTT西日本沖縄支店によると七日午後八時現在、ケーブル切断で与那国町久部良の電話とインターネット約二百回線が不通。竹富町・西表島の上原地域でもネット約二百回線の不通が続いた。同支店の本島からの応援要員も九日に石垣市に到着する予定で、総勢約百三十人で復旧に当たる。


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