平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/13 00:00〜2007/07/14 00:00

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1.9万9400世帯停電 最大瞬間56メートル,琉球新報
RV=203.9 2007/07/13 15:59
キーワード:風速,本島,沖縄,暴風,那覇,漁港,接近,強風,欠航

大型で非常に強い台風4号は13日正午現在、那覇市の北約50キロ、北緯26度35分、東経127度35分にあり、時速20キロで北に進んでいる。沖縄本島地方は12日夜から13日未明にかけて、風速25メートル以上の暴風域に入った。那覇市では午前8時14分、最大瞬間風速56・3メートルを観測した。本島地方への台風接近は2004年10月以来、2年9カ月ぶり。台風の影響で県内では強風に伴う事故や災害が相次ぎ、沖縄気象台が厳重な警戒を呼び掛けている。  台風の影響で13日午後1時までに8人が負傷した。県防災危機管理課のまとめによると、午前10時までに金武町、渡名喜村、沖縄市、うるま市など14市町村でお年寄りら62人が自主避難。名護市、宜野座村で計5件の床上浸水、うるま市などで19件の床下浸水の被害が確認された。豊見城市ではビニールハウスが全壊したほか、名護市汀間の国道331号で道路が損壊し、東村の国道331号、座間味村道慶留間―阿嘉線が道路陥没した。沖縄市の泡瀬漁港では漁船が沈没した。沖縄電力によると正午現在、全域が停電した座間味村を含め全9万9400世帯が停電した。  那覇空港離着陸の288便が欠航し、4万人余に影響が出た。本島と周辺離島を結ぶ海の便も全便欠航した。  台風の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル。中心から南東側370キロ、北西側190キロ以内は暴風域、南東側に650キロ、北西側に430キロ以内は風速15メートルの強風域。  午前8時ごろから10時ごろにかけて、本島南部の一部が台風の目に入った。目に入ると、風は一時的に弱まったが、その後吹き返しの猛烈な風と非常に激しい雨が降った。本島地方では最大瞬間風速70メートルの猛烈な風が吹く恐れがある。  台風は勢力を維持しながら本島の西側を北上。13日昼前から昼すぎにかけて本島地方に最も接近した。本島地方は13日宵のうちから14日明け方にかけて暴風域を抜ける見込み。  13日正午からの24時間雨量は本島地方で350ミリの予想。同日夜遅く、局地的に1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあるため県と気象台は同日午前、沖縄市、南城市、西原町に土砂災害警戒情報を発令し、午後1時7分に南城市と西原町は解除された。


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