平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/14 00:00〜2007/07/15 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

1.暴風域24時間 猛威/台風4号,沖縄タイムス
RV=169.2 2007/07/14 12:00
キーワード:風速,本島,沖縄,暴風,那覇,欠航,強風

2人重体31人負傷/7月観測最強か  大型で非常に強い台風4号は十三日、沖縄本島や久米島、宮古島、大東島の各地方を風速二五メートル以上の暴風域に巻き込みながら、東シナ海を北上した。本島中南部は十三日午後十時すぎに、北部は十四日未明にそれぞれ暴風域を抜けた。本島地方は十三日午前零時から二十四時間暴風域に入り、各地で被害が相次いだ。強風にあおられて転倒するなどして計三十一人が負傷、沖縄・南城市で男性二人が意識不明の重体となっている。  高潮や降り続いた雨で住宅の浸水は床上、床下合わせて二十九件に膨らみ、一時約百五十人が公共施設に自主避難した。住宅の半壊も八件あった。二十七市町村で、最大で県内全世帯の約19%に当たる十万二百世帯が停電。県民生活に深刻な影響が出た。  沖縄発着の航空便はほぼ全便の二百八十八便が欠航、約四万人の足に影響が出た。十四日は、ほぼ通常通りの運航に戻る見込み。沖縄都市モノレールと本島内路線バス四社は終日運休したが、十四日は始発から平常通り運行する見通し。  この時期の台風は秋に比べ、勢力は弱いが、気象庁は「4号は七月の台風としては観測史上最強クラスではないか」としている。  気象庁によると、台風4号は十三日午後十一時現在、鹿児島県の奄美大島の西約一八〇キロにあり、沖縄地方から遠ざかりつつある。中心気圧は九四五ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は四五メートル、最大瞬間風速は六〇メートル。依然強い勢力を保ったまま時速約一五キロで北に向かっており、中心の南東側二四〇キロ以内と北西側一九〇キロ以内は暴風域となっている。十二日午後九時から十三日午後九時までの二十四時間雨量は、本部で二四五ミリ、那覇で一六八・五ミリに達した。十四日午前零時半現在、沖縄市、名護市、国頭村、今帰仁村、本部町が土砂災害の警戒対象地域となっている。  本島周辺や大東島地方の沿岸海域ではうねりを伴いながら猛烈にしけており、波の高さは九メートルを超える。那覇市では十三日午前八時十四分、最大瞬間風速五六・三メートルを観測した。


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp