平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/14 00:00〜2007/07/15 00:00

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2.27人負傷、1人は重体 本島、暴風24時間,琉球新報
RV=154.3 2007/07/14 09:37
キーワード:風速,本島,沖縄,暴風,那覇,強風

大型で非常に強い台風4号は12日夜から13日夜にかけて沖縄本島と周辺離島を約24時間暴風域に巻き込んだ。台風の影響で27人が負傷し、うち一人が意識不明の重体。家屋の半壊や浸水も相次ぎ、金武町、渡名喜村など15市町村で51世帯92人が自主避難した。沖縄電力によると、供給している53万1400世帯のうち、約5分の一に当たる10万200世帯が停電した。13日午後5時15分から復旧作業を始め、午後11時現在の停電世帯数は約5万1700世帯。本島中南部と久米島などは同日午後10時半までに暴風域を抜けた。本島北部は14日午前1時までに暴風域を抜ける見通し。  台風は14日午前零時現在、奄美市の西北西約170キロ、北緯28度55分、東経127度55分にあり、時速15キロで北に進んでいる。  本部町では13日正午からの1時間で62・5ミリの非常に激しい雨が降った。本島地方や大東島地方の沿岸の海域では、うねりを伴い波の高さが9メートルを超え猛烈にしけた。  午後零時18分ごろ、沖縄市美里で男性(78)が自宅玄関から出たところ、強風で勢いよく開いたドアに飛ばされて転倒した。男性は頭を強く打ち、くも膜下出血で意識不明の重体。現在集中治療室で治療を受けている。  県防災危機管理課によると、13日午後9時現在、名護市や宜野座村などで計10軒が床上浸水。住宅被害ではアパートのトタン屋根が強風で吹き飛ぶなど、うるま市や与那原町、八重瀬町などで半壊が8軒、窓ガラス割れなど一部破損が那覇市や糸満市などで計9軒発生した。  南城市玉城の奥武島では13日午前、満潮時の高波で護岸沿いの道路のアスファルトが約50メートルにわたってめくれ、通行止めになった。アスファルトの下に敷かれた砂がむき出しとなり、護岸も一部破損した。  台風の中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。中心から南東側240キロ、北西側190キロ以内は暴風域、南東側650キロ、北西側430キロ以内は風速15メートルの強風域。  14日の24時間雨量は本島中南部、北部の一部で250ミリに達する見込み。  14日午前零時半現在、土砂災害警戒情報が沖縄市、名護市、今帰仁村、本部町、国頭村に発令されている。


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