1.台風４号接近 交通機関などに影響,産経新聞
ＲＶ＝181.5 2007/07/15 07:51
キーワード：中止,風速,欠航,陣営,選挙,掲示板,演説,試合
台風４号の接近に伴い、県内では１４日、昼過ぎから風雨が強まり、同日午後４時過ぎから県は特別警戒体制に入り、県庁での危機管理チーム会議を随時開くなど、情報の把握や関係機関との連絡に追われた。
この日、強風などによる配電設備の故障で岡山市内を中心に約１４００戸が停電。また、ＪＲのほとんどの路線で運休が相次いだほか、空や海の便などに欠航が出るなど、交通機関に大きな影響を与えた。
岡山地方気象台によると、岡山市で午後５時４３分に最大瞬間風速２３．４メートルを記録。また、降り始めの１２日夜から１４日午後８時までの総雨量は、和気町で１４６ミリ、鏡野町恩原では１４５ミリに達した。
県によると、河川では、井原市の小田川や、赤磐市、和気町を流れる吉井川が一時、はんらん注意水位を超え、水防団などが警戒態勢を取った。
道路では、計８カ所の県道が、冠水や落石などで全面・片側通行止めになったのをはじめ、瀬戸中央自動車道が午後８時半から上下線とも通行止めになった。
備前市では池の増水のため２世帯２人に避難勧告が出されたほか、県内では３７世帯４８人が近くの中学校などに自主避難した。午後９時現在、民家などの目立った浸水被害や人的被害はなかったという。
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参院選（２９日投開票）公示後初の週末を迎えた１４日、県内は台風４号の接近で大荒れの天気となり、各陣営の日程にも大きな影響が出た。
現職陣営はこの日夜、備前市と赤磐市の２カ所で個人演説会を予定していたが、午後になって雨足が強まり、「会場への行き帰りで支援者の方々に迷惑をかけることになる」と中止。街宣は朝から雨合羽をかぶりながら行ったが、それも午後６時前には中止した。
ある新人陣営は１３日夜の時点で、１４日の個人演説会中止を決定。岡山市内での街宣も午後４時ごろには中止し、スタッフと会合。他党の戦略分析や今後の演説内容などについて話し合い、その後は休養にあてた。１５日も、午前１０時ごろまでは待機する予定。
別の新人陣営はこの日、県北方面で街宣を予定していたため、事務所は朝から気象情報に警戒。幸い中止には至らず久米南町での個人演説会も実施したが、半袖Ｔシャツ姿の候補者は傘をさしていたにもかかわらず、頭からずぶぬれになりながらの活動となった。
また暴風警報のため、倉敷、備前、笠岡、瀬戸内、玉野の各市と勝央、里庄の両町では、選挙ポスター掲示板を一時撤去した。
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第８９回全国高校野球選手権岡山大会は１４日、台風４号接近による雨のため、予定されていたマスカットスタジアム（倉敷市中庄）での開会式をはじめ、県内各球場の１回戦計４試合が１５日に順延となった。
開会式は、１５日午後０時半から、マスカットスタジアムで行われる予定。
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