平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/15 00:00〜2007/07/16 00:00

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2.参院選 台風にお手上げ 「街頭には有権者がいない」 ,毎日新聞
RV=156.8 2007/07/15 09:42
キーワード:中止,選挙,掲示板,陣営,演説,沖縄,候補

参院選が始まったばかりの列島を台風4号が縦断している。14日に直撃された九州の候補たちは「街頭に出ても有権者がいない」とお手上げ状態。各地の候補者たちは台風の行方をチェックしながらの選挙運動となっている。進路が予想される地域では、風で飛ばされると危険なため、ポスター掲示板の撤去も広がっている。  30人以上がけがをするなど、大きな被害が出た沖縄選挙区。街頭演説は風雨が強くなった13日朝からできなくなった。14日、自民現職は遊説を急きょ取りやめ、朝から県南部の被災地を視察した。陣営スタッフは「被災地を回ると皆さん安心して、喜んでくれた」と手応えも。13日昼に沖縄が台風の目に入って雨が1時間ほど収まると、事務所のスタッフが街頭に出て候補者名入りの旗を振りPRしたという。  宮崎選挙区の無所属新人は、13日夕から街頭演説を中止。14日も、県北地域で10カ所以上予定していた演説をすべて中止した。男性秘書は「大勢の有権者が避難するなどしており、被害の大きさを考慮した。天気ばかりは仕方がない」とあきらめ顔だ。  高知選挙区では、3候補全員が14日夜に予定していた個人演説会を中止。民主新人は電話作戦に切り替え、共産新人は党県委員会の災害対策本部長として情報収集に追われた。一方、自民現職は「聴衆は少なくても、選挙に勝つ気合を見せたい」と、夕方からヘルメットをかぶって街頭演説を決行した。  東日本にも影響が出始めている。  東京選挙区の公明現職の陣営では、太田昭宏代表を応援弁士に招いて15日午後に都内の公園で予定していた街頭演説を中止した。選挙事務所は、ボランティアのスタッフが集まるのが難しいとして15日の弁当の注文を10人分キャンセル。一方で、急きょ約30本の傘を用意した。男性スタッフ(63)は「連立与党として受ける逆風も、台風もはね返して勝利していきたい」。  ポスター掲示板などを各自治体が撤去する作業も行われている。  22日に県知事選の投票も控える群馬県伊勢崎市の選管は、両選挙の啓発用横断幕(横約5メートル、縦約1メートル)を市内4カ所に掲げていたが、すべて取り外した。埼玉県でも蕨、和光、行田の3市では、人通りが多い場所などで計55の掲示板を撤去した。海に面している静岡県では御前崎市や熱海市などが海岸線の掲示板を一部撤去した。  神奈川県では、4市1町計174カ所の風が強かったり高波が当たるおそれのある場所で撤去されたほか、千葉、埼玉県でも同様の作業が行われた。22日に県知事選の投票も控える群馬県伊勢崎市選管は、両選挙の啓発用横断幕(横約5メートル、縦約1メートル)を市内4カ所に掲げていたが、すべて取り外した。【古関俊樹、木村健二】


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