平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/07/15 00:00〜2007/07/16 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
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3.台風4号:激しい雨と突風 鉄道・空・フェリー運休 /高知,毎日新聞
RV=155.3 2007/07/15 13:01
キーワード:中止,欠航,選挙,陣営,演説,風速

◇選挙にもあおり、個人演説会中止  台風4号の影響により、県内は14日、断続的に激しい雨と突風に見舞われた。鉄道の運転見合わせや空の便の欠航、道路の通行止めが相次ぎ、交通はマヒ状態。地域のイベントなど行事の中止も相次ぎ、参院選高知選挙区の各陣営も夜の個人演説会を取りやめるなどの影響が出た。【近藤諭】  高知地方気象台によると午後4時現在、12日の降り始めからの雨量は、四万十町窪川で436ミリ、高知市で329ミリなど、各地で大雨となり土砂災害の危険性が高まった。仁淀川町池川では午前7時からの時間雨量52ミリを記録。瞬間最大風速は宿毛市で35・2メートル、室戸市と土佐清水市で28・9メートルを記録した。  交通機関は、高知空港で朝の羽田行き2便と関西空港行き1便の計3便以外は欠航。宿毛市と大分県佐伯市を結ぶ宿毛フェリーも全便欠航した。JR四国は予土線全線を始発から運休し、土讃線は県内の全線で運転見合わせ。また、土佐くろしお鉄道も午後から全線で運転を見合わせている。  ◇四万十川や河川増水、冠水で民家孤立  四万十市では四万十川や各地の河川が増水し、田畑や国道が冠水した。同市敷地地区では近くの田野川川が前夜からの雨であふれ、道路や水田が水びたしとなり、民家十数軒が孤立していた。  同市岩田と西土佐を結ぶ国道441号は岩田川の増水で道路が約500メートルに渡り冠水したため14日午前10時半から通行止めとなった。また、普段は観光客たちでにぎわう佐田の沈下橋も四万十川の増水で橋の上を水が猛烈な勢いで流れ、通行ができなくなった。  ◇川エビ漁舟や屋形船も避難  近くの川岸では川エビ漁の舟が流されないようにとロープをしっかりと岸につなぐ漁師の姿も見えた。  午後になって雨が激しくなり、休日は人でにぎわう四万十川河川敷のお祭り広場も増水で見えなくなった。四万十川のシンボルの屋形船は早々に避難した。  業者は「2年前の台風で船が流されたので早めに避難した。四万十川がこんなに増水するとは思わなかった」といいながら、荷物を水につからないように高いところに上げていた。【真明薫】 7月15日朝刊


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